SIREN2 @Wiki 永井頼人考察

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永井 頼人 (Yorito Nagai)(年齢:21歳)

現代(昭和80年)の人間。
ごく普通の健康優良日本男児の自衛官。階級は陸士長。
自衛官として成績は優秀だったようだ。

■本編■
自衛官である永井は自衛隊の輸送用ヘリに乗り込んでいたが、
突然そのヘリは操縦不能に陥り、夜見島に不時着してしまう。
ヘリは大破、生き残ったのは永井と上官の三沢、そして瀕死の沖田だった。

目の前で沖田は息を引き取り、悲しみにくれる永井だが、死んだはずの沖田が立ち上がり永井に銃を向ける。
三沢に諭され、屍人となった沖田を撃った永井は三沢と共に夜見島遊園を脱出する。

瓜生ヶ森で一樹と百合に会う二人だったが、突然の赤い津波に巻き込まれ気絶する。
目覚めた二人はブライトウィン号内で百合を発見する。
だがライトを向けられた百合は驚き走り去り、三沢はさも興味がないように違う方向へ歩き出す。
永井は三沢と別れ、百合が逃げた方へ向かう。

船内で百合を保護し二人でフェリーを脱出するが、不意に現れた三沢が百合に銃を向ける。
反射的にその銃を払った永井は百合を逃がし、三沢に自分の憤りをぶつけ、一人その場を去る。

蒼ノ久集落にたどり着いた永井は、威嚇射撃をして市子を問い詰める三沢を発見、
それを止めるために永井は三沢を射殺してしまう。

夜見島金鉱社宅ハ棟102号室で市子をなだめる永井だが、闇人乙式の奇襲に遭い市子を見失う。
イ棟304号室で市子を見つけるが、市子の様子が豹変、永井に銃を向ける。
永井は市子の思い出の品(木船倫子のブレスレット)で市子を正気に戻そうとするが失敗。
市子は逃げ出してしまう。

その後、フェリーに戻った永井は操舵室で一樹と会い、鉄塔に向かう。
鉄塔の麓で何かを悟った一樹と理解できなくもそれに従い共に頂上を目指す永井。
だが、頂上回廊に到達する直前に突然現れた太田常雄に突き落とされてしまう。

落とされた永井は吹っ切れ、顔を迷彩色に塗り、学校と潮降浜周辺の闇人・闇霊を殲滅、闇人と化した沖田を滅する事に成功する。
その直後にも闇人甲式と化した三沢を撃退する。
更にその直後に海中から現れた巨大な顔、堕慧児をも撃退すると、永井は再度赤い津波に巻き込まれる。

落下した永井が顔を上げると、そこは闇人が普通に生活してる世界。
永井は絶叫しながら、手に持った機関銃を乱射する…。

●永井が手を離した理由
1)
フェリーで会い、協力して鉄塔を登る事になった永井と一樹は「蜘蛛糸」の頂上回廊まで到達する。
最後の段差に辿り着いた時、一樹が永井を引き上げようと手を繋ぐが、その瞬間に永井は何かを感じ取り、手を離し自分の手を見る。
                                                (永井18:00「共闘」終了条件)

2)
その直後に太田常雄が現れ、不意をつかれた永井を鉄塔から突き落してしまう。
永井が手を離さずにあのまま段差を上っていたら永井の末路は変わっていたのではないかと考えるユーザーは多い。

では何故、永井は手を離したのか?
太田常雄の声が聞こえたからだという説もあるが、市子と倫子のブレスレット説が有力である。

ゲーム中、永井は団地(永井14:00「奪還」)で木船倫子のブレスレット、
一樹はフェリー(一樹15:00「憎悪」)で矢倉市子のブレスレットを拾う事になる。
     (アーカイブNo.77 碧色のブレスレット)(アーカイブNo.74 朱色のブレスレット)

このブレスレットにまつわる市子と倫子の過去がある。
市子がブライトウィン船上から落ちそうになった時、倫子は市子の手を掴み助けようとする。
だが、倫子は下腹部の痛み(妊娠中及び暴走鳩が胎児を侵食)を感じ、手の力を緩めてしまう。
市子は倫子のブレスレットを掴むが、ブレスレットは壊れ、市子の手は倫子の手を離れ、海へと落下していく。
                      (ブライトウィンの怪や市子08:00「孤影」開始デモ)

永井18:00「共闘」終了条件2の必要解放条件が一樹15:00「憎悪」で矢倉市子のブレスレットを拾う事であるから、
この市子と倫子の過去が関係していると考える事が出来る。

しかし、あの時永井が実際に何を感じ取ったのかは不明である。
市子の記憶のフラッシュバック等が説として挙げられてはいる。

●神風見せてやるよ!
自衛官としての成績は優秀だったらしい永井だが、ゲーム中では精神的にまだまだ未熟な面が多い。
しかし、鉄塔から落とされてからの永井は髪を上げ顔を迷彩色でペインティングし、性格・雰囲気が一変し攻撃的になる。
覚悟を決めたというか、吹っ切れたという印象を受ける。

「神風見せてやるよ!」はファンの間では有名となったセリフだが、別に永井が死ぬつもりになった訳ではないと思われる。
大和魂見せてやるよという意味合いで考えるのが妥当だろうか。

ちなみに迷彩顔になった事、性格が変わった事で、永井が屍人になったと思ったユーザーもいる。
たしかに、あの高い鉄塔から落ちて無傷だった事には疑問も残る。
本当に化け物化したのか、元に戻る世界の力なのか、木に引っかかって無事だった、ゲームだから、気にする事ではない…と諸説あるが真相は不明。
ちなみに同じように鉄塔から落ちた市子はそのせいかどうかはわからないが息絶え絶えだった。

更に落下した鉄塔から一番離れた場所にある学校にいた事に疑問を投げかける声もある。
永井の後に鉄塔から転落した市子も学校まで辿り着いている。
それについては、沖田を探していた、気にする事ではない、ゲームだから、などの声がある。

●永井はジェノサイダー化したのか?
上記の通りの永井の変わりようで、永井がSDKのようなジェノサイダーとなったと考えるユーザーもいる。
しかし、永井にはSDKのような神の力は備わっていない。そのような力を授かる描写もない。

永井23:00「決戦」条件2では条件1で甲式となった三沢を倒した際、彼が持っていたMINIMIという強力な銃器を入手している。
永井はこのシナリオの中で200発の予備弾を持ち、MINIMI自体にも200発の弾丸がこめられているが、実際にはリロードなしで無限に撃つ事ができる。
ユーザーの中には「この無限銃がジェノサイダーの証」「この無限銃があれば生き残れる」と考える者もいる。

だが、これについては「ゲームだから」と考える声が大きい。
一樹22:00「崩壊」においても一樹の持つ9mm拳銃は9発でリロードこそ必要だが、予備は無限にある。(表記は99発)
つまり「ラスボス仕様」と考えられている。
ただ、エンディングで永井が持っているのは、形から見て9mm機関銃だと思われているが、撃ってる弾はどう考えてもその装弾数を超えているためため、その可能性もある、と捉えておくべきだろう。                                                                           
●永井の末路
甲式三沢を倒し、堕慧児も葬った永井は直後に再度赤い津波に飲み込まれる。
だが、永井が辿り着いた先は闇人が蔓延する世界であった。(永井24:00「奪われた世界」)

この世界は母胎の地上奪還が成功し、闇人に支配された平行世界である。。
この世界では闇人が我々人間と同じような生活をしている。
ベビーカーを押したり、ラーメンを売っていたり…etc。

そしてこの世界では永井、つまり人類が伝説の怪物であり、排除されるべき存在である。
このデモの後に手に入る闇人の絵日記を解読すると以下のようになる。
「そらから こわいかいぶつが おちてきた ぜつめつしたはずの にんげんの いきのこり」

闇人しか存在しない世界で、ただの人間の永井が生き残るのは不可能と思われる。
しかし、その末路にはいろいろな予想がされている。(以下、現実的・非現実的に関わらず過去の意見をできるだけ羅列)
「永井にはSDKのような神の力はないから絶望」「発狂してお終いだ」「無限銃があれば殺されない」「デモ内で持っているのは9mm機関銃」「SDKと一緒にジェノサイダー」「SDKの敵となる」「永井なら闇人と友好的に」

では、何故、永井だけがあの世界に飛ばされたのか?
永井が普通の人間(三沢)を殺したからという説、永井は闇人を殲滅しすぎたという説、
芥川の蜘蛛の糸に準えて「蜘蛛糸(鉄塔のこと)」から落ちたから(天辺に辿り着けなかったから)という説がある。
マニアクスでは、蜘蛛の糸を登り切れず地上に堕ち(脱出失敗)、生き残るために地上で異形と戦い続ける「決意」をした結果、異形のモノのみの世界へ墜とされる事になった。とされている。

<永井頼人に関する疑問点>
◆鉄塔で一樹の手をとる時に手を放したがあの反応は?
→太田常雄の声に反応したから?ブレスレットの影響?

◆鉄塔から落ちた永井が無傷だった理由と、地理的に離れた学校にいた理由