閉鎖した平成喧嘩塾に代わって、新たに喧嘩界の覇権を握るであろうサイト、
「HKJ」を多角的に考察してみたが最終的には偏見で満ち溢れた残念なページ
あのSelcia氏率いる新時代喧嘩サイト「HKJ」。
喧嘩界の超新星として、一部から絶大な期待を寄せられているこのサイトだが、
拭い切れないのは、かつて喧嘩界に絶対的な存在として君臨した、「平成喧嘩塾」との関係性である。
誰もが気になっているであろうその件について、
今回我々は某有名古参に突撃取材を敢行、直に話を伺うことに成功した。
(本人の希望により名前は伏せている)
以下は筆者と氏のインタビュー内容を簡潔に纏めたものである。
某 : 本日はお忙しい中、突然の取材を了承して頂き、大変感謝する。
古 : いやいや、私も最近は暇ですから。昔の熱い日々が懐かしいですよ(笑)。
ま、いきなりインタビュー!ってことで若干キンチョーはしてますけど、
今日はジャンジャン答えていくつもりなんでね。
某 : 非常に有り難く思う。
では早速、平成喧嘩塾とHKJの関係について、氏の率直な意見をお聞きしたい。
古 : 名前からして【H】eisei【K】enka【J】ukuの後継である事は明白でしょう。
開設に伴う塾の閉鎖や、両サイトの管理者の仲が非常に親密な事・・・
例えば、オフ会で両者が時々遊んでいたり、
メッセなどでコミュニケーションを密にしていることとか。
また、喧嘩塾におけるSelcia氏の発言力の高さなどから、
氏が実質的な塾No.2であったことが伺えますね。
都合により管理者をバトンタッチした、程度の認識でほぼ間違いは無いのでは。
某 : 塾の閉鎖とはまるで無関係だと運営側は主張しているが?
古 : 事の成り行きや、塾長とSelcia氏の関係を知っていれば、
そこに関係性が全くないとはお世辞にも言い難いですよ。
事実、不自然な顛末に疑惑の念を隠しきれない一部の塾生からは、
辛辣な批判の声も漏れていますし。
某 : 確かに。では、なぜ塾長はわざわざ塾を閉鎖したのか?
古 : 飽くまで一私説に過ぎませんが、
恐らくは何らかの理由によりこれ以上の塾運営が難しくなり、
このまま放置では何かと勿体無いので、
喧嘩塾の後釜をまるごとHKJに譲った、というのが考えられますね。
それを否定するかのように後付け的に足されたシステム、それが「PT制度」なんです。
私自身は、あまりこれも良く思っていませんけど。
某 : PT制度と言えばHKJ最大の特色と言えるが・・・。
古 : これ、喧嘩師が様々な方法を駆使して稼いだPTを色々な用途に使えるという、
一見斬新で画期的な制度に思えますが、正直なところPTが無くても活動はでき、
またシステムが複雑で取っ付きにくい、管理が難しい、
何よりPT制度の効果を存分に発揮できるほどの人材が居ない、などの理由から、
「蛇足になる可能性は非常に高い」
との声も多数挙がってるんですよ。
アイデアとしては面白い、ただ、Selcia氏の理想が先走りすぎているのでは、と思いますね。
某 : 上手く動けば素晴らしいものになるが、そこに行きつくまでが大変、ということか。
古 : そういうことです。
怠慢が天敵の喧嘩界において、喧嘩師の活動を促進するというのは、
基本的ながら凄く大事なことなんですよ。
その点で、「PTを稼ぐ」という貯金行為の存在や、
集めた先に「見返り」があるというのは、
人をより活発に動かす上でとても効率的ですよね。
もう少し人数がいれば、何とかなるかもしれないんですけど…。
某 : なるほど。
一筋縄ではいかない、それはSelcia氏もよく分かっていることと思うし、
今後の対策に期待したいところだ。
ところで話は変わるが、塾長の現在の立場はどうなっていると思う?
古 : そうですねぇ、
「HKJで一住民として楽しむ」と本人は言っていましたが、
実際は今でも運営にも深く関わっているんじゃないでしょうか。
両者の密接な関係については先ほど話した通りですからね。
あとどうでもいいですけど、最早塾長って、塾長じゃなくて「元塾長」ですよね(笑)。
某 : ははは。いや、本日は大変勉強になった。
今後とも、また気になることがあったら、是非お話を伺わせて貰いたい。
古 : こちらこそ、楽しい時間を過ごせました。いつでも待ってますよ。
話が派生したが、以上である。
私個人としては、平成喧嘩塾との繋がりはもう良しとして、
これからはPT制度に付きまとう問題をどう切り抜けていくか、
いかに根気よくHKJを運営し続けるかが、管理者であるSelcia氏の腕の見せ所だと思っている。
氏が誠実に、精力的に活動していけば、
HKJに対して否定的な意見も、必然的に少なくなっていくことだろう。
実際、氏は「喧嘩界最強」との呼び声高い超ビッグネームで、
塾管理者の塾長以上に、肯定的住民の信頼度も高いようである。
システム考案や企画発案、行動力の高さには、多くの喧嘩師が期待しているはず。
喧嘩塾亡き今、HKJは現代喧嘩界を支えられる数少ないサイトの一つだ。
「早々にして挫折」
という、喧嘩サイト管理者最悪のパターンに陥らないことを、切に願うばかりである。