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~仮面の少女~
水「ジュン おはよ」
ヤクルトを飲みながら登校する水銀燈
J「おはよう水銀・・・」
言い終わる前にジュンにキスする水銀燈
J「んな・・・」
水「うふふ・・ヤクルトの味した?」
朝っぱらからいちゃつく二人
翠「公共の場で恥ずかしいことこの上ねえやつらです」
黒「まったくだ」
蒼「黒雪君!?」  (黒雪 銀髪 赤目 長身 ジュンのクラスメイト新聞部部長)
黒「俺がいない間に岩下は入院してるわ桜田の野郎は水銀燈と付き合ってるわでずいぶんおもしろいことになってたらしいな」
翠「黒雪お前いままでどこいってやがってたですか?」
黒「ウィリス空間でおもしろおかしい目にあっていた・・・」
蒼「ウィリス空間って・・」
??「ぎゃああああああああああああ!!!」
黒「!?」
前方で男子生徒の悲鳴が上がった

「ばうあ!」「ちにゃ!!」「ジダン!!」「フィーゴ!」「ロベルトカルロス!!!」
奇妙な悲鳴?を上げながら倒れていく男子生徒たち
黒「楽しそうだな」
翠「どこがです!!」
そのとき黒雪にとびかかる影が!!!!
ガシッ
影を片手で掴む黒雪
頭を掴まれた薔薇水晶手足がブラブラゆれる
蒼「薔薇水晶・・・まだそんなことやってるの?」
黒「なんなんだよ一体・・」
薔薇水晶を離す黒雪
ぎゅ(黒雪に抱きつく薔薇水晶)
黒「なんだよ薔薇水晶」
翠「最近水銀燈がジュンといちゃついてるせいで声かけられなくて抱きつく相手がいないから
  無差別殺人(無差別に抱きつく)をやってやがるです」 
黒「離れろこら」
翠「顔がにやけてるです」
黒「んなわけねえだろ!!」
蒼「・・・・・・」

黒「しかしまあ幸せそうな顔して倒れてやがるなこいつら・・・」
薔薇水晶をくっつけたまま男子生徒たちを踏みながら歩く黒雪
翠「歩きにくいです・・・」踏みつけながら歩く翠石星
男子「あふあ」男子「翠星石ちゃん・・もっと・・・」ベ「さあ踏め」
蒼「・・・最低だこの人たち」
男子生徒を避けながら歩く蒼星石
ベ「なんかもういろんな意味で地獄だ・・・」

薔薇「そとはくらくさむいふゆのさむぞらのもとあるくおとなたちはあすがないようなひとみでいえじにいそぐ・・・」
校庭にいる生徒を見つめながら呟く薔薇水晶
黒「ポエムか・・・」
昼休憩になっても薔薇水晶はくっついたままだった
ギィ屋上と校舎をつなぐドアが開く
水「ジュンここで食べましょ」
J「ああ」
薔薇「・・・・」
黒「薔薇水晶 水銀燈がいるぞ行って来いよ」
薔薇「・・・・・」
黒「・・・ったく」
ジュンと水銀燈の方に行こうとする黒雪
薔薇「!!!!」
ゴキャッ!!!
黒「はだぁ!!!」
黒雪の首を向けてはならない方向に向ける薔薇水晶
黒「なにしやがる!?」
薔薇「・・・・じゃまだからいっちゃだめ」
黒「・・・・・」
薔薇「・・・・・」
昼休憩が終わる
黒雪の首は右に向いたまま元に戻らなかった

翠「・・・なんでこっちみてやがるですか」
黒「・・・文句ならこいつに言え」
薔薇水晶は授業中も黒雪にくっついたままだった
黒「・・・ってか授業中なのに注意しろよな・・」
木村「・・・ああ着替えみたいな」
笹「先生薔薇水晶さんが黒雪君にくっついてるんですけど」
木村「・・・・・何を言っとるのかね君は授業中に」
笹「え?」
木村「廊下に立ってなさい」
黒「なんだ・・この理不尽な世界」
ベジータ黒雪を見ながら
ベ「なんだ・・この理不尽な世界」
木村「ベジータ君廊下に立ってなさい」
ベ「・・・・・」

黒「なあ薔薇水晶」
薔薇「?」
黒「水銀燈のこと本当にこのままでいいのか?」
薔薇「・・・・・・」
黒「水銀燈がお前のこと一回でも邪魔だって言ったか?」
フルフルフル 首を横に振る薔薇水晶
黒「水銀燈のこと嫌いになったのか?」
薔薇「そんなこと・・・ぜったいにない・・・」
黒「ならなにも遠慮することないだろうに変に避けたりせずによ」
薔薇「でもジュンのことも水銀燈のこともだいすきだからふたりのじゃましたくない・・・」
黒「極端すぎんだよお前は・・・それに見てみろよ」
前方を指指す黒雪

水「薔薇水晶?」
薔薇「・・・・」
黒雪の後ろに隠れる薔薇水晶
水「どうしたの薔薇水晶顔みせて」
薔薇「・・・・」
水「私なにか嫌われるようなことした?」
フルフルフル(首を横に振る薔薇水晶)
黒「・・・・・」
後ろに隠れている薔薇水晶を持ち上げ水銀燈に投げる黒雪
ドサッ 受け止める水銀燈
薔薇「・・・」
水銀燈の顔を見ようとしない薔薇水晶
水「ジュンと私のことで遠慮してたの?」
薔薇「・・・・・・」泣きそうになる薔薇水晶
水「ジュンのことは好きだけどだからって薔薇水晶のこと嫌いになったりするわけじゃないのよ?」
薔薇「ふ・・・う・・・く・・・」
水「大好きよ薔薇水晶」
そう言って薔薇水晶を抱きしめる水銀燈
薔薇「・・・すい・・ぎ・・と・・」
声にはならなかった
水銀燈に抱きついて泣きじゃくる薔薇水晶
黒「ふ・・・黒雪はクールに去るぜ」
なんかスピードワゴンっぽく中途半端な台詞を吐いて去る黒雪
右に曲がったままの首が果てしなく格好悪かった
黒「何か俺だけ損してるような・・・」

紅「無様ね・・・」黒「うるせ」
首が右に曲がったままの黒雪
紅「黒雪・・・」黒「あ?」
黒雪の頬に手を添え顔を近づける真紅
黒「・・・な」目を閉じる真紅
黒「お・・おい」
バキッ!!!
黒「へがぁあ!!!」
右頬をグーで殴られる黒雪
黒「な・・何をするダァァァーー!」
紅「どう?首は?」
黒「・・・・・むちゃくちゃ痛いが治った」
紅「あらそ・・よかったわね」
黒「・・・・これは礼だ受け取れ」
真紅のポケットに子猫をいれる黒雪
紅「・・・・・・・」
黒「・・・・・・どうだ?」
紅「・・・う・・え・・あ」
紅「いやああああああああ!!!!!」
黒「ふ・・・」
紅「猫なのだわ!!黒雪!!早くどこかに投げなさい!!」
榊「・・・ねこ?」榊が近づくと猫が反応して逃げていった
榊「あ・・・」猫を追いかける榊
紅「私を殺す気?」
黒「あら?猫大好きなんじゃなかったっけ?」
パァァァン真紅のビンタが炸裂する

黒「・・・・・・」
黒雪はフェンス越しに旧校舎を見つめている
ぎゅ(薔薇水晶が水銀燈に抱きつく)
水「うふふ・・」
J「やっぱり・・紅茶にヤクルトって・・・微妙だ」
水「そう?」
翠「ヒッヒッヒッヒッ・・・」
ボ~としている黒雪の背後に近づく翠石星
翠「喰らいやがれです!!」
黒雪に膝カックンをする
翠「?」
びくともしない黒雪
蒼「ちょっと翠星石・・」
黒「・・・・・・」
蒼「黒雪君?」
黒「ん・・ああ何だ?」
蒼「どうかしたの?」
黒「別に・・・・」
屋上から出て行く黒雪
翠「あれぐらいでキレるなんて心が狭いやつです」
蒼「黒雪君・・・」

蒼「黒雪君」
黒「ん?」
蒼「一緒に帰らない?」
黒「ああ」
蒼「・・・・今日屋上で旧校舎みてたよね」
黒「・・・・・」
蒼「学校休んでる間に何かあったの?」
黒「・・・・・別に」
蒼「そう・・・」
蒼「その・・何か悩んでるんだったら相談にのるよ」
黒「ああ・・・でも本当になんでもねえから心配すんな」
蒼「そう・・・・」
黒「・・・ありがとな蒼星石」
蒼「うん・・・」
黒「さてと・・じゃまた明日な」
蒼「うん・・また明日」
分かれ道を蒼星石と違う道を行く黒雪
蒼「・・・・・」

次の日 午前休憩時間
雛「明美のお見舞いに行くの~」
J「え・・」
黒「岩下の?そうだな・・・いちおう家の部員だし俺も行くか」
巴「じゃあ私も」
水「ジュン・・・」
J「・・・・」
黒「お前も来るか?桜田」
ジュンの手を握る水銀燈
J「・・・僕も行く」
水「私も・・・・行くわ」
薔薇「・・・・・」
ぎゅ(水銀燈に抱きつく薔薇水晶)
水「薔薇水晶?」
薔薇「わたしも・・」
ア「良いのか?桜田」
J「僕はいずれ岩下と話さないと行けないだから・・・行く」
水「・・・・・」
黒「?」

病院に向かう途中
黒「そういや柏葉と雛苺って岩下と仲良かったっけ?」
巴「ええ・・・彼女雛苺には優しかったから」
雛「明美、雛にうにゅうくれたの~」
J「・・・・」
黒「お~い桜田~」
J「え・・・」
黒「何思いつめた顔してんだ?」
J「・・・・・」
水「・・・ジュン」
くいくい(薔薇水晶が黒雪の服を引っ張る)
黒「あ?」
ぎゅーーーーーーー(黒雪の顔をつねる薔薇水晶)
黒「いひゃいいひゃいいひゃいいひゃい(痛い×4)」
黒雪「なんふぁよ?(なんだよ?)」
薔薇「・・・・・」

岩下のいる病室
岩「・・・・・・」
黒「よう 岩下」
岩下はベッドに横たわったまま視線を天井に向けている
雛「明美~」
岩下のそばに寄る雛苺
岩下「・・・・・」
首を横に向け雛苺に視線を向ける岩下
雛「?」
J「岩下・・・」
ただ視線を動かすだけで言葉を発さない岩下
黒「まったくさっさと帰って来いよお前がいないと新聞部に華がねえんだからよ」
岩下「・・・・・・」
黒「お~い岩下~」
結局視線を動かすだけでそれ以上の反応はなかった岩下だった


病院からの帰り道
雛「明美元気なかったの~」
巴「そうね・・・また来ましょうね雛苺」
雛「うん!」
結局岩下に対してなにも言えなかったジュン
J「・・・」
黒「・・・・・・」
振り返り岩下の病室の窓を見上げる黒雪
今・・・だれかがこちら見おろしていたような気がする
黒「・・・・」
薔薇「・・・・だめ」
黒「あ?」
視線を薔薇水晶に向ける
ぎゅ(黒雪に抱きつく薔薇水晶)
もう一度窓に視線を戻す
もう窓のほうにはだれにもいなかった

次の日 昼休憩
黒「なあ桜田」
J「ん?」
黒「新聞部の記事で学校の怪談特集があんだけどないつもそれは岩下に任せてたもん
  だから今全然はかどってなくてな」
J「ああ」
黒「ちょっと手伝ってくれねえか放課後暇なやつ連れて部室で知ってる怪談話して
  このノートにまとめといてくれ後は俺がやっとくから」
J「そうだな・・・なんとかするよ」
黒「すまね・・俺も後で部室行くから」
J「ああ」
放課後
J「で・・・集まったわけだが」
紅「まったく・・まあ今日は暇だから別に良いけど黒雪にあとで紅茶おごってもらおうかしら」
雛「みんな恐い話するの~」
翠「フン!私の話でちびりやがるなよです」
蒼「翠星石って怪談話嫌いじゃなかったっけ?」
薔薇「・・・・」
水「まあ・・・私もいくらか知ってるけど・・・」
J「さっさと終わらせて帰ろうぜ・・・で誰から話すんだ?」
紅「じゃあ私から始めるわ」

紅「そうね・・・私が聞いた話なのだけれど」
家の学校の旧校舎の2階への階段の踊り場に置いてある鏡
その鏡には死神がいて
2時44分に手鏡を持っていって
手鏡を踊り場の鏡に向けると
死神が鏡から出てきて手鏡を持っている人間を殺してしまう
という死神の話をする真紅
紅「まあ大体こんな感じかしら」
雛「こわいの~」
翠「そんなの全然恐くないです~」
蒼「じゃあなんで僕にしがみついてるの?」
薔薇「・・・・」
ぎゅ(水銀燈に抱きつく薔薇水晶)
水「恐いの?薔薇水晶」
J「ノート書いたから次だれ?・・・ってあれ」
真紅に視線を向ける
いない
雛「ふぇ?・・真紅?」
蒼「え?さっきまでそこに座ってたはずなのに」
翠「先に帰ったです鞄だってないです」
水「でもドア開いた音もしなかったし」
部室の入り口に視線を向けるジュン
J「・・・開いてる」
J「ったく話したら話したでさっさと帰りやがってで次誰だ?」
蒼「じゃ僕が・・」

蒼「学校にある二宮 金次郎像なんだけどあれ夜になると動くんだ 終わり」
・・・・・・・・・・」
静まりかえる部室
J「え・・・終わり?」
蒼「ご・・ごめん僕こういうのしか知らなくて・・・」
翠「しかたがねえです私が特別恐い話きかせてやるです」
翠「うちの学校大阪(春日 歩)ってやつがいるです」
J「ああ」
翠「あいつたぬきの霊にとり憑かれてやがるです 終わり」
・・・・・・・・・・・・
静まりかえる部室
キ~ンコ~ン
鐘を2回鳴らす薔薇水晶
雛「ふぇ?もうおわり?」
蒼「翠石星怪談話するのも聞くのも苦手だから・・・」
翠「・・・・」
J「まあいちおうノートに書いとくけど」
J「じゃあ次・・・ってあれ」
翠星石と蒼星石の姿がない
雛「翠星石と蒼星石いないの~」
J「なんだ?もう帰ったのかあいつら」
薔薇「・・・・・」
水「変ね・・少し目を離してる間に」
J「で・・次誰が話すんだ?」
雛「じゃあ雛お話するの~」

雛「明美から聞いた話なの~」
赤い傘と青い傘のはなし
昔この学校でとある女子生徒に片思いをしている男子生徒がいた
雨の日赤い傘を差して帰ろうとする男子生徒 ふと横をみると
女子生徒が傘をもってきておらず困っていた 男子生徒が傘を貸してあげた
このことをきっかけに二人は仲良くなっていった
だがある雨の日その二人はつまらないことで口論になった
帰り道青い傘を差して帰ろうとする女子生徒
傘をもってきていなかった男子生徒は女子生徒と口喧嘩をはじめてしまう
女子生徒に掴みかかろうとする男子生徒女子生徒が傘を振り上げる
傘の先が男子生徒の目に刺さる逆上する男子生徒
傘を男子生徒に刺し続ける傘が赤く染まる男子生徒が倒れて死んでしまった
女子生徒が自分のしたことに気づく女子生徒は傘の先を自分の喉に刺して自殺してしまった
それから雨の日赤い傘を差して歩いていると女子生徒に襲われ青い傘を差して歩いていると男子生徒に襲われてしまう
雛「おしまいなの~」
J「お前・・・」
薔薇「・・・・・・」ガタガタ震えて水銀燈にしがみつく薔薇水晶
水「・・・・」
J「かなり恐い話知ってるな・・じゃ次は」
雛苺がいなくなっている
水「・・・ねえジュン」
J「ん?」
水「もう止めない?」
J「確かに・・・さっきから何か変だ」
そのとき部室のドアが開いた

黒「すまね遅くなって・・もう終わったか?桜田」
水「黒雪・・・」
J「なあ黒雪真紅見なかったか?」
黒「いや見なかったけど」
水「雛苺に翠星石に蒼星石は見なかった?」
黒「ここに来るまで誰ともすれちがってねえぞ」
薔薇「・・・・・」
黒「どうした?」
J「実は・・・」
・・・・
黒「話したやつらが消えてくねえ・・・」
黒「俺が話してみようか?」
薔薇「!!!」
ぎゅ(黒雪に抱きつく薔薇水晶)
黒「大丈夫だってじゃあ話すからお前ら俺から目離すなよ」

黒「これはおれの友達の友達から聞いた話なんだが」
トイレの花子さんっているよな
学校ごとに違うらしいがうちの学校に出る花子さん白い仮面をつけてるんだ
旧校舎の3階の女子トイレ入って入り口から3番目のドア普段使用禁止なってるんだが
放課後以降そこ叩くとその花子さんにあえるんだとさ
これ試したやつらがいてな旧校舎の一階の教室で居残りで勉強させられてたやつらが
教師が教室見に来ないから生徒のこと忘れて帰ったんじゃないかって話なってな
花子さんの話思い出した奴が暇つぶしに見にいこうって言いだしてな
このときいた生徒は6人 3人見に行くことになって残りの3人が職員室に教室の鍵取りに行ったんだ
次の日6人とも行方不明になった 何が起こったのかは俺もしらね
黒「って感じだ」
J「・・・・」
水「・・・・」
薔薇「・・・・」
黒「ほらみろ何もおこらねえ・・・」
抱きついていた薔薇水晶が首を横に振る
黒「え・・・」
黒雪は自分の手を見たうっすらと自分の体が消えていく
黒「何だ・・・これ」
J「黒雪!!!」
ジュンが叫ぶと同時に黒雪の体が完全に消えた

旧校舎 2階踊り場 鏡の前
紅「ここは・・」気がつくと旧校舎にいた真紅
紅「さっきまで新聞部の部室にいたはずなのに・・・」
ふと目の前の鏡に目をやる 自分の姿が移っている
自分のすぐ横に赤いボロボロの布が写っている
真紅が横に目をやる
何もない・・・
鏡に視線を戻す
赤い布を纏った骸骨が鎌を持って真紅の横に浮いている
紅「な・・?」
鏡の中で真紅に鎌を振り上げる骸骨
紅「く!!」
後ろに跳ぶ真紅
ピッ!!
真紅の前髪が少しだけ切れる
一度の跳躍で階段の下まで降りる真紅
鏡の中から出てくる骸骨
紅「レディの髪を切るなんて万死に値するわよあなた・・・」
紅「ホーリエ!!」人工精霊を呼び出す真紅
紅い花びらが舞う
鎌を横脇に構え真紅に音も無く間合いを詰める
鎌を横に払う骸骨
バック転して鎌をよける真紅
逆さまの状態で片手で床に着地する右足に花びらを収束させる
片手で逆立ちした状態で蹴りを放つ真紅
骸骨の赤い布の部分を蹴る
手応えがないあるのは布の感触だけ
紅「!!!」
蹴りの反動を利用して連続してバック転して間合いを開く真紅

開いた間合いを一瞬で音も無く間合いを詰める骸骨
連続して真紅に向け鎌を振る
後ろにステップしながら避ける真紅
ガッ!!!ドッ!!ガキッ!!! 旧校舎に響く斬撃音
床 壁 天井を鎌で斬りつけていく
ドッ
壁に追い詰められる真紅
骸骨が鎌を真紅に振り下ろす
ブン!!!ドッ!!
真紅は鎌を少しだけ横に動いて避ける
壁に刺さる鎌
グ  グ  グ
壁から鎌を抜こうとする骸骨
紅「あら・・もう終わりかしら」
右手に花びらを収束させる真紅
バキャ!!
鎌を横から殴りつける真紅 砕け散る鎌
同時に声にならない悲鳴を上げて空中に散っていく骸骨
紅「死神の癖に満足に死を与えることすらできないのかしら・・・」

蒼「え?」
翠「いつの間にか外にいるです・・・」
さっきまで新聞部の部室にいたはずの二人 なぜか学校の校門にいた
蒼「・・・・」
ドッドッドッ 二人の背後から重々しい足音
振り返る二人
蒼・翠「・・・・・」
二人の目の前に二宮金次郎の像が立ちはだかっている
蒼「え・・・ええと」
ザ・・・ザ・・・ザ・・逆方向から足音
振り返る二人
大阪「ぽんぽこぽーん」
妙な声をあげながら右手に包丁左手に割り箸どうみても家の中で履く
スリッパ(名探偵くんくんの刺繍いり)学生服という井出達で出てくる大阪
翠・蒼「・・・・・・・」
大阪「・・・・・・」
二宮「・・・・・・・」
校門に静寂が訪れる

蒼星石に殴りかかる二宮像
蒼「く・・」左足で後ろに跳び避ける蒼星石
大阪「おせんみこちゃー」
翠「いや~です~」
大阪は包丁と割り箸を振り上げて愉快に追いかけられる翠星石
蒼「翠星石!!」
ボクシングの構えをしながらステップで間合いを詰める二宮像妙に動きが良い
ワンツーを繰り出す二宮像
蒼「レンピカ!!」避けながら人工精霊を出す蒼星石 大鋏が蒼星石の手元に現れる
大きく左足で踏み込む二宮像右のストレートを繰り出す
ガッ!!!
二宮の拳を鋏で受け止める蒼星石
右手で挟みを掴み左ジャブを鋏の横から打つ二宮
バキッ!!
蒼「ぐ!!」
左ジャブを右口元に喰らう蒼星石
翠「蒼星石!!!」
翠「スィドリーム!!」人工精霊を呼び出す翠星石手元にジョウロが現れる
大阪「ちよちゃんはなんでとぶのん」
翠「いいかげんにしやがれです!!!」
バシャア!!
大阪の足元に水を撒く翠星石
ド!ド!!ドド!!ドドド!!
大阪の足元から巨大な植物が現れる
大阪「たかー」ガス!!「なすびー」バスッ!!「めざめよー」ズシャ!
植物を一瞬で切り裂く大阪
翠「えええええええええ!!!」
大阪「ふ・・」不適に笑う大阪

蒼星石の右口元から血が流れる
口を手の甲で拭う蒼星石 手についた血をなめる蒼星石
視線が鋭くなる
蒼「・・・・・・君は僕を怒らせた」
ダッ!!ザン!!!
一瞬で二宮像の背後に跳ぶ蒼星石
振り返る二宮像 蒼星石に跳び掛る二宮像
首だけ二宮像に向ける蒼星石
蒼「もう君は壊れてるのに・・・・気がつかなかったのかい?」
ドン!!!二宮像の首が飛ぶ
ドドッ
体は真っ二つに断たれ蒼星石の左右に落ちる
翠「蒼星石!!!」
大阪「ちゃうねん」
蒼「え?」
大阪「スリッパがちゃうねん・・・」
そういい残し去っていく大阪
翠「なんです!?あいつは!!」
蒼「寝ぼけてたんじゃないかな・・・」


雛「ふぇ?」
気がつくと武道館の前にいた雛苺
巴「雛苺?」
剣道部の練習が終わって武道館の鍵を閉めて帰るところだった巴
雛「ともえ~変なの~さっきまでジュンたちとお話してたのにいつのまにかここにいたの~」
巴「え?」
ポツ・・ポツポツ・・・ポツポツポツポツ
ザーーーーーーーーー(雨が降り出す)
巴「あ・・降ってきたわね」紅い折りたたみ傘を差す巴
雛「あ雛傘もってないの~」
巴「ほら雛苺」傘の半分だけ雛苺を入れる巴
雛「ありがとなのともえ」微笑む巴
ヒュー・・パシャ・・・ヒュー・・パシャ・・・
雨の中赤と青の入り混じった模様の傘を差して歩く女子生徒
巴と雛苺の方に近づいてくる
ヒュー・・パシャ・・・ヒュー・・パシャ・・・
雛「?」
雛苺と巴の前に立つ女子生徒
巴「・・・・」
顔を上げる女子生徒

傘をたたむ女子生徒
巴「!!」雛「ひ・・」
口から血を流し喉からも血を垂れ流している女子生徒
ブン!!!傘を巴に向けて突きを繰り出す女子生徒
寸前で避ける巴の右のこめかみあたりをかすめる
巴「雛苺!!逃げて!!」雛「ともえー!!」
傘を女子生徒に投げつけ雛苺を横に押して後ろに跳びのく巴
竹刀袋から木刀を取り出す
正眼(中段)に構える巴
だが女子生徒の視線は雛苺に向けられる
雛「!!」
巴「はあああああ!!!」
前へ踏み込み木刀を振り上げ振り下ろす巴
パァァン!!!
巴「!!」
木刀を素手で掴みとる女子生徒
木刀を掴んだまま傘を巴に向ける
雛「だめえええ!!!!!」
ドン!!
女子生徒に体当たりする雛苺
掴んでいた木刀を離し
2、3歩後ろに下がる女子生徒
雛苺の体を掴み後ろに下がる巴
巴「雛苺!お願い逃げて!!」
雛「いや!!巴が死ぬのはいやなの!!」
雛「ベリーベル!!」人工精霊を呼ぶ雛苺
雛苺の周りに苺わだちが生えていく
雛「巴のことは雛が守るのー!!」


苺のつるが女子生徒に纏わりつく
身動きがとれなくなる女子生徒
ザアアアァァァァ 雨が止んでいく
女子生徒の体が消えていく
雨が完全に止んだ それと同時に女子生徒の体も完全に消えた
雛「ともえ~」
巴「雛苺!」
雛苺を抱きしめる巴
雛「あ・・・・」
雛苺の顔が青ざめる
巴の背後・・・顔がぐちゃぐちゃになっている男子生徒が赤い傘を持って立っている
巴「雛苺?」
ドン!!巴の腕を振り払い横に両手でおもいきり押す雛苺 
ドッ!
雛「あ」
雛苺の右腕に傘が刺さる 倒れる雛苺
巴「雛苺ーーーーーー!!!!」
木刀を拾う 右手で左脇に木刀を構える
巴「はあああああああああああ!!!!」
おもいきり踏み込み木刀を男子生徒の右脇に切り上げる巴
ドガアアアア!!!
空中に打ち上げられる男子生徒
巴の右前方に吹っ飛ばされる
グシャアアアアアア!!!地面に叩きつけられて消滅する
腕から血を流している雛苺を抱きとめる巴
巴「雛苺!」
雛「大丈夫なのよ巴腕がちょっと痛いだけなのよ」

旧校舎前
黒「な・・・ここは」
体が消えた後気がつくと旧校舎の前にいた黒雪
紅「黒雪?」
旧校舎から出てくる真紅
黒「真紅・・なんで旧校舎なんかに?」
紅「こっちが聞きたいのだわ部室にいたはずがいつの間にか旧校舎にいたのよ」
紅「ついさっきも頭の悪い死神に襲われてしまうし最悪ね」
黒「死神って・・・」
紅「ほかのみんなは?」
黒「さあな俺も部室で怪談話して気がついたらここにいた」
黒「そのときに部室にいたのはジュンと水銀燈と薔薇水晶だったが」
紅「まったく・・・誰の仕業か知らないけれど」
乳酸菌とってるぅ?乳酸菌とってるぅ?>黒雪ケイタイ着信音
黒「あ・・桜田からか」
黒「ん・・・ああ」
紅「なんで着信音が水銀燈の声なの・・・」
黒「ああ俺と真紅は旧校舎前にいる・・・ああ・・・そうか」
ピ(電話切る音)
黒「とりあえず雛苺と翠星石と蒼星石見つかったってよ」
紅「そうよかったわね」
黒「とりあえずみんな校門に集合だとさ まあ何が起こったのか調べる必要もあるし」
紅「そうね」
その時旧校舎から誰かが出てきた

旧校舎の入り口に佇む白い仮面をつけた少女
左目の部分だけ穴があいている
仮面「・・・・・」
肩まである長い黒髪 学校の制服を着ている
黒「あ・・」
紅「誰?あなた」
仮面「邪魔者・・・・」
声を発っしたのではない頭に中に言葉が直接響く
黒雪に左手をかざす仮面の少女
ドン!!!
黒雪に衝撃波を撃ち出す
真紅「黒雪!!!」
紅い花びらを両手に収束させて黒雪を庇う真紅
ドッ!!
黒「ぐあ・・」
紅「きゃああ!!!」
吹き飛ばされる二人
黒「真紅!!!」
仮面「あの子・・・放っておけば勝手に死んでくれるのに・・・」
かざした左手の周りの空間が歪む
仮面「ねえ・・・邪魔だから死んでよ・・・」
黒雪をもう一度狙う仮面の少女
ドン!!衝撃波を放つ
ドドドドドドド!!
黒雪の周りに水晶が大量に生える
パキィィィン!!!
水晶が砕けるが衝撃波は抑えている
振り返る黒雪

黒「薔薇水晶!!」
黒雪の後ろで両手をかざしている薔薇水晶
薔薇「・・・・・」
J「黒雪!真紅!!」
黒雪と真紅の元に駆けつけるジュンと水銀燈と翠星石と蒼星石
翠「なんですかあいつは!?」
仮面「邪魔だって言ってるのに・・・」
蒼「な・・」
頭の中に直接声が響く
黒「邪魔?」
仮面「病院にいるあの子・・・・私の玩具なのにあなたたちが邪魔するから」
J「病院・・・岩下のことか?」
仮面「あの子・・もう使い物にならないから本当のことを伝えてあげたのよ」
仮面「ありもしない噂で弟が自殺したこと あなたが必死になってあの子の弟をかばってたこと」
J「な・・・」
仮面「その時のあの子の顔は見ものだったわ・・・死にたいって言うからカッターナイフあげたのそろそろ手首切るんじゃない?」
J「!!!!」携帯を取り出すジュン
腕のケガを診てもらいに病院に向かう雛苺に電話をかける
J「雛苺!!!岩下のところに急げ!!!あいつ今から死ぬ気だ!!」
仮面「無駄よ・・もう間に合わない」
黒「てめえ!!!」
仮面「なに?黒雪あなただって私の玩具のくせに・・」

黒「なに・・・?」
仮面「さっきあなたが話してた花子さんの話だけど本当は7人いたのよ
   職員室に向かった3人の中にあなたがいた3階のトイレに向かったのが4人つまり私もいた
   トイレのドアを叩いたけど何も出てこなかった居残りの苛立ちもあった3人は私をトイレに閉じ込めた
   よってたかって苛立ちを弱い私に向けたのよ あの時まじめに勉強してたのが私だけだったって理由だけでね」
   ドアを叩いたはおもいきり・・でも力のない私にはドアを開けることができなかった外に色々重いもの置いてたのよ
   その時にね・・・この仮面を見つけたのトイレの中で」
黒「・・・・・」
仮面「まだ思い出せない?」 
仮面「ふふ・・・そう仮面に触れたときにこれがなんなのか私は知ったわ
   この仮面・・・私の願いを何でも叶えてくれるの・・・
   仮面をつけた私はまず・・・」
黒「やめろ・・・」震える黒雪
仮面「閉じ込めた奴らを殺して・・」
黒「やめろ!!」
仮面「職員室にむかった奴らも・・・」
黒「うるせええええ!!!だまれ!!!!」
仮面「あなた無様に逃げ回ってたわよね・・・生き残ったのはあなただけあんまり無様だったから生かしておくことにしたの」
黒「・・・・・」
仮面「これ・・・なぁんだ?」
ちぎれた腕を右手にかざす仮面の少女
黒「うあああああああ!!!!!」
絶叫する黒雪
薔薇「!!!」
黒雪を抱きしめる薔薇水晶
仮面「あははは!!!壊れちゃった・・私の玩具・・」
仮面の少女を睨む薔薇水晶
薔薇「黒雪は・・・・玩具じゃない」

紅「私の家来を玩具よばわり?そんなものに頼らないと何もできないお子様のくせに」
仮面「うるさい!!!」
真紅に衝撃波を放つ仮面の少女
バシャア!!! 真紅の前方にジョウロで水を撒く翠星石 巨大な植物が真紅の前方に生える
ドン!! 植物が半分ほどえぐられる
翠「性根の腐った仮面野郎!!覚悟しやがれです!!」
バシャア!!仮面の少女の前方に水を撒く翠星石 仮面の少女の前方から巨大な植物が生える仮面の少女の視界を塞ぐ
真紅の周りに紅い花びらが舞う 蒼星石の手元に現れる大鋏
右から真紅が 左から蒼星石が仮面の少女に迫る
紅「はああああああ!!!」蒼「・・・・・」
右足に花びらを収束させて蹴りを放つ真紅 大鋏を右になぎ払う蒼星石
同時に攻撃する二人    無音
仮面の少女の寸前の空中で二人の攻撃が止まる
紅「な・・」蒼「!!!」
見えない障壁に阻まれる
仮面「効かねえんだよ!!!!クズが!!!!」
右手を左から右に払う仮面の少女
衝撃波が真紅と蒼星石を襲う 
ドン!!!
紅「きゃあああ薔薇ああ!!!!!」
蒼「うあああああ!!!!!!」
吹き飛ばされる真紅と蒼星石 植物が砕け散る 
仮面「だれがお子様ですって?あなた状況よく考えてモノ言いなさいよ」
黒「あ・・う・・・」震えている黒雪
薔薇「・・・・黒雪」
黒雪から離れる薔薇水晶
薔薇「ここにいて黒雪」
水「薔薇水晶?」
薔薇「大丈夫・・・黒雪はわたしが守るから・・・」
仮面「・・・・・・」
仮面「あら怒ってるの?遊びでムキになるなんて子供ね」
無言で右手を上に振り上げる薔薇水晶
ドドドドドドドド!!!!!
仮面の少女の足元から水晶が無数に生える
仮面「・・・・・・」
無言で衝撃波を放ち水晶を砕く仮面の少女
ドドドドドドドド!!!!!
広範囲に水晶を生やす薔薇水晶
薔薇水晶の周りにも仮面の少女の周りにも
水晶を駆け上がる薔薇水晶
衝撃波を放ち水晶を次々と割っていく仮面の少女
薔薇水晶が水晶から跳躍する
右手に紫の閃光を収束させる薔薇水晶
落下しながら仮面の少女を殴る
無音 見えない障壁に阻まれる
仮面「はい 終わりじゃあね」
右手をかざし零距離から衝撃波を放つ仮面の少女
薔薇「!!!」
薔薇水晶の胸部に直撃する 吹き上がる鮮血
吹き飛ばされて転がっていく薔薇水晶
水「薔薇水晶!!!」
赤く染まった薔薇水晶に駆け寄る水銀燈
噴出す血が止まらない

薔薇水晶に駆け寄る水銀燈
倒れる薔薇水晶を抱きとめる
水「いや・・・だめ・・薔薇水晶!薔薇水晶!!」
必死で噴出す血を止めようとする水銀燈
仮面「あ~あ・・・玩具がジャンクになっちゃった」
黒「・・・薔薇・・水晶」
薔薇水晶に歩み寄る黒雪
薔薇「水・・・ぎ・・・と・・」
水銀燈の制服が返り血で赤く染まる
薔薇「なか・・ないで・・水銀燈」
水銀燈の瞳から涙がこぼれる
薔薇水晶の頬に落ちる
薔薇「黒雪・・・」
薔薇水晶の手を握る黒雪
薔薇「・・・・・・」
何かを喋ろうとしているが声にならない
薔薇水晶の体から力が抜けていく
水「だめ・・・この子もう・・息してない」
目を閉じて動かなくなる薔薇水晶
薔薇水晶を黒雪に預けて立ち上がる水銀燈
水「・・・・・・メイメイ」人工精霊を呼び出す水銀燈
水銀燈の背に黒い羽が生える 舞い散る黒い羽
右手に黒い羽が集まる 現れる両刃の西洋剣
仮面「ジャンクとお別れはすんだ?あはは」
水「薔薇水晶は・・ジャンクなんかじゃ・・・・ない!!!!」

水「はあああああああああ!!!!」
黒い羽を羽ばたかせて舞い上がる 超高速で滑空する水銀燈
一瞬で仮面の少女に間合いを詰める
すれ違い様に剣を横薙ぎに払う
無音 見えない障壁に阻まれて仮面の少女に斬撃が届かない
仮面「うぜええええんだよ!!カラスが!!!」
上空に衝撃波を放つ仮面の少女
衝撃波を空中を高速で移動しながら避ける水銀燈
J「だめだ・・さっきからあいつに攻撃が届いてない」
黒「・・・・・」
冷たくなっていく薔薇水晶を見つめる黒雪
黒「・・・・・・真紅」
紅「・・・・何?」
黒雪の方を見ようとせずにそっぽを向いている真紅 
薔薇水晶をゆっくり地面に寝かせて立ち上がる黒雪 涙を拭う黒雪
黒「俺を・・・お前のミィーディアムにしてくれ」

紅「黒雪?」
黒「このままだと全員やられる・・今のところこれしか方法が思い浮かばねえ」
衝撃波が上空にいる水銀燈の翼をかすめる
水「う・・・」
黒「あいつは・・・この場で必ず倒す」
紅「当然よ・・・」
左手を差し出す真紅
紅「誓いなさい 薔薇の指輪にかけて 私を護ると」
跪く黒雪 真紅の指輪に口付けをする
紅い閃光 黒雪の左手薬指に薔薇の指輪が現れる
仮面「あら・・・黒雪私の玩具のくせにまだもがくの?」
黒雪に放たれる衝撃波 避けない黒雪
指輪をかざす 当たる寸前でかき消される衝撃波
紅い光が指輪から溢れる
黒「・・・・悪いがもう逃げる気はねえよ」
紅「ホーリエ!!」
仮面の少女の眼前で紅い閃光を放つホーリエ
仮面「く・・・」
紅い光に染まる仮面の少女の視界
右手に紅い花びらを収束させ紅い光を纏う真紅
仮面の少女に拳を叩きつける
ギギギギギ
パァァァァァァン!!
鳴り響く炸裂音
障壁を貫き直接仮面に拳を叩き込む
ビキ!!!
仮面に亀裂が走る 

それと同時に仮面の少女の体に亀裂が走っていく
仮面「あ・・・ああ・・」
自分の両手を震えながら見つめる
仮面「あはは・・なによ・・これ」
ア「所詮貴様程度の器では扱いきれぬ代物だ そうなって当然だと言える」
黒「アーカード先生・・・」
ア「ここが貴様の終焉だ・・小物め」
仮面「うるさい・・うるさい!!!見下しやがって・・・」
黒「・・・・」
仮面「むかつくんだよ!!くそどもが!!くそが!!くそが!!!」
音も無く砕けていく仮面の少女の体 完全に消滅する
カラン・・地面に落ちる壊れかけの仮面
J「おわった・・」
黒「・・・・」
倒れている薔薇水晶を抱きしめる黒雪
ア「薔薇水晶を救う方法ならあるが」
仮面を拾うアーカード
ア「どうするかは貴様が選べ黒雪」
仮面を黒雪に差し出す
黒「・・・・・」

学校に登校する岩下
雛「おはようなの~明美~」
チキチキチキチキ
岩「おはよう雛苺」
カッターナイフを出し入れしながら不適に笑う岩下
巴「おはよう岩下さん」
岩「またこうして学校に行くことなるなんて・・・少し前なら考えられないわね」
雛「明美元気になってよかったの~」
岩下に抱きつく雛苺
岩「・・・そうね雛苺のおかげよ」
岩「まったく・・・カッターナイフ握り締めて泣きつかれたら自殺する気も失せるわよ」
岩「・・・・遠回しに生きて苦しめって言ってるようなものよ」
雛「ふぇ?」
巴「岩下さん・・・」
岩「安心しなさいよ私は浩太の分まで生きるつもりだからもうそんな気はないわよ」
チキチキチキチキチキチキ
カッターナイフを高速で出し入れしながらズカズカ歩いていく岩下

無表情で歩く真紅
紅「・・・・・」
蒼「黒雪君・・・帰ってこないね」
仮面の少女との戦いから一週間が経っていた
薔薇水晶を仮面の力で復活させたあと失踪した黒雪
翠「まったくあいつどこブラブラ歩いてやがるです!?」
紅「・・・・・」
ぎゅ(真紅に抱きつく薔薇水晶)
薔薇「・・・・・・」
J「真紅・・・」
水「もう真紅らしくなわねそんな暗い顔して」
紅「別に・・・なんでもないわ」
そう言いつつ暗い表情のままの真紅
紅「なんでもないわよ・・・」
薔薇水晶をくっつけたまま早足で学校に向かう真紅
蒼「無理・・・してるね」
J「・・・・」
黙りこむみんな

黒「・・・・・」亀裂の入った仮面をつけたまま旧校舎の前に立たずむ黒雪
ア「ここいたか」
黒「・・・・」
ア「学校を一週間もサボって何をしている?」
旧校舎の前に花を添える黒雪
黒「思い出したんですよここで死んだ奴らのこと」
黒「あいつらは俺を庇って死んだ「お前だけでも逃げろ」って」
黒「みんないいやつらだったのにくだらないことして勝手に死にやがって・・・」
ア「人の心などそんなものだ・・昨日まで聖人だったような奴が次の日には殺人鬼に変わることもある」
黒「結構ショックですよあいつらはバカだったけどあんなくだらないことするようなやつらじゃなかった」
ア「あの女が豹変したのはちょっとした憎悪だその仮面は憎しみを増大させて糧にする」
ア「力を使いすぎれば奴のように肉体が力に耐え切れず崩壊する」
黒「じゃあ俺もいつかああなるんですね?」
去ろうとする黒雪
ア「どこへ行く?」
黒「さあ?・・・どこかで野たれ死ぬんじゃないですか?」
黒「真紅たちは傷付けたくないんで・・・じゃ」
ア「おい」振り帰ろうとする黒雪
ドン!!
黒雪の仮面に当たる銃弾 砕け散る仮面
黒「な・・・」
ア「貴様がその仮面を使ったのは一度だけだ せいぜい寿命が2、3年削られただけだ」
黒「・・・・・」
ア「どうした?」
黒「今ので十年は縮みましたよ・・・アーカード先生」
ア「ふ・・・」黒「ははは・・・」
ア・黒「はははははははは!!!!」
夜の旧校舎に響く二人分の笑い声
ア「良い夜だ・・・」

紅「・・・・・」今日も黒雪は学校に来なかった 沈んだ表情で歩く真紅
黒「おい」
紅「・・・・・」
無言のまま黒雪の元に早足で歩く真紅
バキィ!!!
黒「ひらめえええええ!!!」
グーで顔面を殴られる黒雪
紅「あら・・・家来の分際で私に無断で学校を休むなんて良い度胸ね黒雪」
黒「お前な・・・感動の再開で抱きしめあうだとか 感極まって泣くとかリアクションあるだろうに」
紅「何気分出してるの?馬鹿馬鹿しい」
黒「てめえ・・・」紅「何よ?」
黒「ったく」
紙袋を真紅に投げる黒雪 キャッチする真紅
紅「何?」黒「いいから開けてみろ」
紅「くんくん?」
紙袋から出てきたのは名探偵くんくんのキーホルダーだった
黒「それは無断でいなくなった詫びだ」
紅「割りに合わないわね(くんくんのグッズ貰えるのはうれしいけど)」
黒「は?」
紅「紅茶を淹れなさい黒雪」
黒「おい」
紅「永久に」
黒「おいこら」
紅「毎日決まった時間に紅茶を淹れてちょうだい それで許してあげる」
黒「俺に拒否権はないのか?」
紅「家来なんだから当然よ」       第2部 完
ガン!ガン!ガン!! ごめんなさい壁殴ってますorz
アーカード先生の授業受けますか  Yes No

アーカード先生の授業2
ア「立ってろ」笹「え?」
ア「さて今回も話に関しての説明を適当にする ノート取ったら寝てよし!超回復して肉体を強化しろ!!」
岩下は水銀燈に謝った?
ア「ちゃんと謝罪している心の広い水銀燈は許した 岩下は自分の殺めてしまった人間の分まで苦しみを背負って生きていくだろう」
黒雪って結局何者?
ア「薔薇学用に用意されたオリキャラだ ジュンが主人公のままだと水銀燈メインになって他のキャラが出にくくなる」
あの仮面って・・・
ア「枯渇せしものの仮面 日常に満たされぬ人間の下に現れる自然発生した負の感情の具現化した仮面だ 命と負の感情を糧にして様々なことができる」
ちよ「薔薇水晶を殺しましたね?」ア「ん?」ちよ「薔薇水晶を殺しましたね?」ア「なぜ私を睨む?」
大阪なんであんな強いの?
ア「やつは眠っている間に他の人格(たぬき?)が勝手に覚醒して体を動かしてあんなことをしている」
仮面の少女と戦っている間アーカード先生は何をしてた?
ア「船でどんぶらこっこ」
蒼星石がかっこよかったけど?
ア「かわいいと言っておけ かっこいいって言ったら本人傷つくぞ」
次回作は?
ア「今度こそ蒼星石メインで話をつくるそうだ蒼星石のミィーディアムになりたいやつはかわいいと言っておけ」
最後に何か
ア「・・・・・・・」
ベ「頼む・・・何か言ってくれ」
ア「お前は犬のエサだ」