幕内最高優勝の記録一覧


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「幕内最高優勝の記録一覧」

 

~優勝回数ランキング~(5回以上)

四股名 新入幕 初優勝 最終優勝 最終場所 補足
1 花澤香菜 18 07九 10夏 (現役) (現役)  
2 堀江由衣 13 99初 99秋 07夏 11九 年4場所時代の5連覇を含む
3 折笠愛 9 89秋 91秋 95初 95秋 優勝は全て年4場所時代
4 川澄綾子 9 99初 02春 10春 11初  
5 林原めぐみ 8 88春 90春 98夏 99夏 平幕優勝1回は年2場所、残りは4場所制
6 能登麻美子 8 03秋 04春 08秋 10秋  
6 沢城みゆき 8 05初 08九 14名 16夏  
8 吉田理保子 7 74春 77春 84春 85春 年2場所時代(年6場所換算21回)
9 坂本千夏 7 83春 89秋 94初 94春 関脇優勝1回は年2場所、残りは4場所制
10 野沢雅子 6 66年 73春 88秋 91初 年2場所時代(年6場所換算18回)
11 水谷優子 6 88春 96夏 99春 00初 優勝は全て年4場所時代
12 横沢啓子 5 77春 79秋 84春 85春 優勝は全て年2場所時代
13 折笠富美子 5 00夏 03初 07名 07九  
14 茅野愛衣 5 11秋 13初 (現役) (現役)  

優勝回数は、年間の本場所回数に大きく左右されるが、年2場所時代の吉田、野沢、
年4場所時代での折笠愛、林原、坂本千、年6場所での堀江、花澤は特筆すべき記録である。
単純な優勝回数では花澤が史上2人目の2桁に到達し、20回の前人未到の大台を目指す。

以下に参考記録として、「年6場所換算」での優勝回数ランキングを示す。

~参考・優勝回数ランキング~(年6場所補正後で10回以上)

四股名 補正 補足
1 吉田理保子 7 21     7    
2 野沢雅子 6 18     6    
3 太田淑子 4 18     2 2  
4 加藤みどり 3 18       3  
5 花澤香菜 18 18 18        
6 堀江由衣 13 15.5 8 5      
7 横沢啓子 5 15     5    
8 折笠愛 9 13.5   9      
9 林原めぐみ 8 13.5   7 1    
10 坂本千夏 7 12   6 1    
11 白石冬美 2 12       2  

※その優勝場所が、年何場所制かに応じて補正を掛けランキング。
 補正後同数の場合は、実際の優勝した回数が多い順(新しい順)に並べる。

これで見ると、年2場所以前での優勝力士が上位に名を連ねていることが分かる。
吉田・野沢、太田・加藤み と歴代の名横綱が並び、その後で花澤、堀江が来る。

花澤は残り2回の18回で歴代2位タイとなり、当面の目標は、
吉田理保子が記録した補正での「21回」を更新して名実共に大横綱となれるか。

これ以下だと、2桁優勝を目指す沢城は更に一時代を築かないと「12回」は遠い。
長期政権を築くことが容易でなく、声優の旬も短くなった現代の声優相撲において、
このランキングに名を連ねることは至難の業となってきている。

 

~連続優勝記録~(4連覇以上)

四股名 補足
1 堀江由衣 6 99秋 01初  
2 花澤香菜 6 10秋 11名  
3 折笠愛 5 91秋 92秋  
4 折笠愛 4 94春 95初  
4 林原めぐみ 4 95夏 96春  
6 折笠富美子 4 03初 03名  
6 花澤香菜 4 13秋 14春  
           

3連覇:坂本千夏(91初~91夏)、坂本千夏 (93夏~94初)、水谷優子(96夏~97初)
    三石琴乃(97春~97秋)、林原めぐみ(98初~98夏)、水谷優子(98秋~99春)
    小林沙苗(03秋~04初)、川上とも子(04秋~05初)、能登麻美子(08夏~08秋)
    花澤香菜(12名~12九)

2連覇(年2場所時代以前):太田淑子(64年、65年)、加藤みどり(66年、67年)
    野沢雅子(73春、73秋)、横沢啓子 (79秋、80春)、間嶋里美 (81秋、82春)
    横沢啓子(82秋、83春)、吉田理保子(84秋、85春)、吉田理保子(86秋、87春)
※参考:同一場所3連覇:春場所・吉田理保子(77春、78春、79春)

連覇といえば、史上2度の「6連覇」が有名であり、上位5傑は年間完全統一である。
年6場所制での「4連覇」には、年間のうち3クール、「6連覇」には4クールでの
優勝に匹敵する出演を保ち続けることが必要であり、星も落とせないため各々難易度が各段に上がる。
年4場所時代の折笠愛と、年6場所時代の花澤香菜、2度の4連覇は歴史的快挙であろう。

2010年以降で3連覇以上を達成したのは大横綱・花澤香菜である。
単純に作品数も大事であるが、共演で格下に星を落とさない、
有無を言わせぬ隙のない「全勝優勝」で安定した地盤を築けるかが鍵となる。

 

~平幕優勝~

 場 所 四 股 名  番付 最高位
1990春 林原めぐみ 前03 横 綱
2001春 柚木 涼香 前 頭 関 脇 (枚数不明)
2001秋 雪乃 五月 前02 関 脇
2002夏 田中 理恵 前02 関 脇
2004名 川澄 綾子 前01 横 綱
2006初 中原 麻衣 前06 関 脇
2006夏 豊口めぐみ 前01 関 脇

平幕優勝は過去7例。上位陣が軒並み不調の乱戦となった場所で時折達成される。
発足から四半世紀果たされず、1990年に林原が当時前頭3枚目で達成したのが初だった。
その後10年近く記録されながったが、年6場所となった2000年以降に頻発した。
しかし、横綱になった2名を除き、最高位:関脇で留まっており、
「平幕優勝すると大関になれない」というジンクスが囁かれている。

 

~小結優勝~

 場 所 四 股 名  最高位
1972年 山本 圭子 大 関
1981秋 間嶋 里美 大 関
1988春 田中 真弓 大 関
1993春 天野 由梨 関 脇
1995春 横山 智佐 関 脇
2001夏 柚木 涼香 関 脇
2001九 雪乃 五月 関 脇
2006春 中原 麻衣 関 脇
2009春 戸松 遥  大 関
2015初 悠木 碧  大 関

小結での優勝は過去10例あり、数年に1回のペースである。
2000年以降は「平幕優勝」の翌場所、続けて連覇を達成する例が3例続いた。
多くの場合で翌場所関脇となり、この「小結優勝」を起点に大関を目指すこととなるが、
年4場所以降では大関を射止めたのは戸松遥のみ(3場所目に関脇優勝)で、
その殆どで大関取りに失敗している。

「小結優勝しても、横綱になれない」と年2場所時代は、
「小結優勝しても、大関になれない」というジンクスが囁かれた。

小結は最初に上位陣と当たり、そこで上位陣を倒して勢いに乗ったまま、
三役・平幕との終盤戦を迎えるため、勢いを止められず優勝するケースがある一方で、
翌場所は関脇となって挑戦者として前半戦を戦い、終盤に上位陣と当たるため
好成績を残す難易度が高まることが要因の一つとかんがえられる。

また、小結での優勝の「反動」が来て燃え尽きてしまう事例も見受けられ、
大関取りの期待に応えようとする余り、前半で星を落とすこともままある。

 

~関脇優勝~

 場 所 四 股 名 最高位
1976秋 杉山佳寿子 大 関
1982春 間嶋 里美 大 関
1999秋 堀江 由衣 横 綱
2000初 堀江 由衣 横 綱
2002九 桑島 法子 大 関
2003秋 小林 沙苗 大 関

​2003九 小林 沙苗 大 関
2004春 能登麻美子 横 綱
2006九 名塚 佳織 大 関
2008九 沢城みゆき 横 綱
2009名 戸松 遥  大 関

​2010名 戸松 遥  大 関
2013初 茅野 愛衣 横 綱
2015春 悠木 碧  大 関
2016夏 M・A・O    関 脇

関脇優勝は過去14例あり、3人が2度達成している。戸松は大関から関脇に陥落した場所でも優勝を決めている。
17年間生まれていなかった関脇優勝を堀江が連続で達成すると、史上初の「6連覇」の起点となった。
現役力士を除くと、全員が横綱・大関昇進を果たしており、悠木碧は場所後の大関昇進を逃したが、翌年大関となった。

調べると上位陣の人数が多い時期でも、比較的達成が多い。
横綱・大関戦が後半に組まれやすい関脇だが、寧ろ既に星を落として
優勝争いから後退している上位陣が関脇の勢いに圧倒され止められず、
その勢いのまま旋風を巻き起こし優勝するといった例が多い印象がある。

また、悠木碧以外の全員がこの関脇から3場所以内に大関に昇進している。
「関脇優勝」は大関昇進へ大きな加点、プラスとなるのは言うまでもない。




2015/06/07 初稿