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紅「起きなさい!遅刻するわ!」

紅「二度寝しないの!私の言う事が聞けないの!」

紅「朝食も用意したわ!」

紅「気まぐれだわ(////)」

紅「早く着替えなさい!直ぐに朝食にするわ!」


「ねぇ、ジュン。」
授業の終了直後、真紅はすたすた、とジュンの元へ来る。
最もジュンは、
「なんだ?…午後の授業の宿題やらないといけないんだが。」
・・と切羽詰っているために何を言ってもたいした答えは期待できなさそうだ。
「一緒にランチしましょう。」
尋ねるわけでなく、決めて喋るのが真紅流といえるか。
「わかったよ。じゃ行くか。」
断らない方も方だ。

廊下に出る。
教室から見えたのと同じくらい日差しは多少強い。
冬とはいえ、晴れればそういうものだろう。
さりげなく手をつなぐ真紅。ジュンもそれを嫌がりはしていない。
が、
「よぉ蒼星石。」
どこに行こうとしていたのかわからない蒼星石に話しかけ、
「一緒に昼、食べないか?」
と誘うあたり、女心に疎すぎるにも程がある。それでも、
「え?・・・いや、いいよ。二人で食べなよ。」
手をつないだのを見てしまった蒼星石は断った。いい対応と言えるだろう。
最も雛苺あたりになると気づかずに頷きそうだ。その場合、真紅が睨むだろうけれど。

二人は中庭あたりにでた。敷地に対し大樹が立っているために、
7割は木漏れ日が差していたり影になっていたり。
あたりを見回せば友達同士だったり恋人同士だったりで食事をしている人を多く見かける。

二人はちょうどよく日が差しているところに座った。

お弁当を広げる。
真紅は手作りかどうかはわからないがやたらと豪華。
ジュンものりの手作りというだけあってそれなりにしっかりしている。
それにしても真紅のは一人分というには少し多いような気がして、
気になったジュンは尋ねてみる。ものはためし。
「なぁ。…おまえそんなに食ったか?」
その言葉に真紅は
「失礼ね。…ジュンと一緒に食べようと思ったのよ。」
という答え。思わぬ返答に少し虚を衝かれた。
「じゃぁ。もらうかな。」
と自分の弁当を下げた。

―食事をしながら会話のない時間が続く。
「周りの目が気になるわね。」
思ったより女の子らしい理由。
「けど。はい。」
マッシュポテトを取る。
「ん?」
その行動の真意がわからないジュン。鈍い。鈍すぎる。
「口を開けなさいって言っているのよ。」
そこでやっとわかる。
「え、あ、ああ。」
周りから見れば付き合いだしたカップルという感じに見えていた。

食事は20分程度で終わった。
どうにもこの学校は昼食時間が1時間と少し長い。
宿題を広げるジュンを見ながら、
「まだ終わらせてなかったの?」
呆れる真紅だが、
「おまえが誘ったんだろ。」
と正しい答えを返す。
「私が暇になるわ。」
そういわれてもジュンには知ったことではない。

そのまま時間が20分程度流れた。

「終わったっ。」
少し体を伸ばすジュン。
「終わったぞ。」
と隣の真紅に話しかけるが返事がない。
「真紅?」
そこには気持ちよさそうに体をジュンに寄せ寝る真紅。
「教室戻ろう。」
と頬をつつくが返事がない。

―そのまま10分の時間。
そろそろ戻らないとまずいのだが
「ホントに眠ってるな…。」
少し頭を掻き方法を考える。弁当箱二つに宿題セットと真紅。
これを一度に運ぶには若干の無理があった。
起こさないように急いで弁当箱二つと宿題一組を置いてまた戻ってくるジュン。
その時間、3分。
「やれやれ・・・。」
と真紅の体を起こし抱きかかえる。
軽い体はそんなに苦にならない。

教室までの道のりの半分くらいだろうか。真紅が目を覚ます。
そして自分の置かれてる環境下に
「な、!」
言葉になっていない驚き。
「何をしているの?」
すぐに気を取り戻すと…冷静に話しかける。
「いや・・おまえが気持ちよさそうに眠ってるから…。」
「だからって・・・恥ずかしい。」
…たまにはこういうのもいいだろう。
歩きながら多少頬を赤く染めている真紅。見ながらジュンがクスリと笑った。

冬の午後の一時。多少寒くても木漏れ日の暖かさが心地よい。

―Mittagszeit― Fin


誰もいない家庭科室
優雅に漂う紅茶の香
貴方の入れたそれを口に運び
私は一時の至福を味わう
窓硝子から差し込む木漏れ日は
私と貴方を優しく照らす
かけがえのない時間
貴方と過ごす今
今はまだ伝えられない想い

いつか伝える日まで

貴方に微笑みを上げたい


携帯が鳴る。見ると真紅からだった。電話に出る。
紅「私からの電話にはさっさと出なさいって言ってるでしょ!」

紅「今から紅茶を入れて頂戴!」

紅「冗談よ。べ、別に大した用事ではないのだわ!大した・・・」

紅「あっ!待って!えっと、その、今日の宿題の範囲!そうよ宿題の範囲は何処なの!」

紅「うん、分かったわ!助かったのだわ!」

紅「うん!貴方も早く寝なさい!おやすみなさい!」


 白い空間に立つ、小さな人形達。
「お別れね……」
 そう言った人形は、目に涙を浮かべていて。
「最後の命令よ……」
 後ろの人形達も、泣いたり、悲しそうな顔をしている。
「私たちを……忘れないで……」
 綺麗な青色の瞳から、ついに涙が流れる。
 頬を伝った涙は、足元の白に溶け込むかのように零れ落ちた。

「…………ン、ジュン!」
 呼ぶ声で、目が覚める。
「まったく……昼休みはもう終わったのだわ」
 視界はぼやけていた。そうだ、眼鏡をかけていない。

「真紅ぅ、このままサボっちゃう~?」
「委員長の前でよくそんなこと言えるかしらー!?」
「やぁーっと起きたみたいですぅ、寝すぎですぅ」
「嬉しそうに寝顔見てたじゃないか。……おはよう、ジュン君」
「ジュンー、真紅ー、早く行くのー! 本当に授業始まっちゃうのよー!」
「……はい、眼鏡」


「あ、ありがとう」

「ほら、ジュン。早く行くのだわ」
「あぁ」
 ……さっき見たのは夢だったのか?
「何をしているの」
 ……いや。
「なぁ、真紅」
 走っていた真紅が扉の前で立ち止まり、振り返る。
「何?」


「僕は、忘れてなんかいなかったからな」

 ながれる風に、薔薇が舞う幻を見る。

「  」

 真紅が微笑む。胸が高鳴る。 


「……皆は先に行ってしまったわよ。私達も早く行くのだわ」
「あぁ」

 ……忘れるわけが無いんだ。
 大切な日々のこと、大切な人のこと。

 ……でも。
「あれじゃぁ命令というよりはお願いだよな……」
 こっそり呟いたら、自然に笑ってしまう。

「もう、のろい下僕ね。ジュン! 早くきなさい!」

 ……僕を呼ぶ声は

「わかってるって、今行くー!」

 ちゃんと、届いたよ。


ハクバーノオウジサマーナンテー♪
J「ふう、やっと4限も終わったなーっと。しかし何でこの学校はベルじゃないんだ・・・?」
ベ「JUM、今日は学食でも行こうぜ!奢るぞ♪」
J「お、流石サイヤ人の王子・・・」
真紅「ちょっとJUM、今日は屋上でお弁当を食べるわよ」
J「(゚д゚) な、何言ってるんだ真紅、今日は・・・」
今日は雨、とは言っても梅雨だから当たり前である
真紅「つべこべとうるさいわね。あなたは私の家来なんだから黙って着いてくればいいのよ」
J「はぁ・・・ったく・・・」
ため息をつきながら引きずられていくJUM
ベ「・・・・・・」
不良たち「お、ベジじゃん!」「なんとか人の王子だっけ?バッカじゃねーのwww」「ベジータちゃん、今日は僕たちに奢ってくれないかなー♪」
ベ「これからが本当の地獄だ・・・」

in屋上
ザーーーーーーーーーッ!!!!!!
J「真紅、正気か・・・?」
真紅「当然でしょう?さ、JUM、そこのベンチを早く拭きなさい。スカートが濡れてしまうのだわ」
J「はいはい・・・風邪引いても知らないからな・・・」
真紅「き、今日はあなたのためにお弁当を作ってきたのだわ(////)光栄に思いなさい。さ、食べるのよ」
J「・・・・・・どうやって?」
それもそのはず、JUMの手には傘、片手で食べることも不可能ではないが・・・
真紅「しょ、しょうがないわね(/////)不本意だけれど・・・は、はい(//////)あ、あーんしなさい・・・」
J「あ、あぁ・・・(ラッキー♪ま、雨でよかったかもなw)」
真紅「ど、どう?」
J「あぁ、おいしいよ。お前もずいぶん料理上手になったよなw」
真紅「そ、そう?ありがとう(/////)」
J「(あれ?こいついつもなら減らず口叩くのに・・・照れてんのかw)」

J「あー、なかなか美味かったよ。でも真紅、お前は食べなくていいのか?」
真紅「わ、私?・・・は大丈夫なのだわ」
J「無理すんなってwほら、僕が食べさせてやるよ。ちょっと傘持っててくれ。ほら、あーん・・・」
真紅「(//////////)(は、恥ずかしい・・・)」

J「ふー・・・しかしどうしてまた雨なのに屋上で食べようとか言い出したんだ?」
真紅「そ、それは・・・は、恥ずかしかったから・・・」
J「ぷっwお前らしいよなぁwwwまぁ美味しかったからいいけど。
 でもこの雨はなんとかして欲しいよなー・・・。屋上にシェルターでもついてればいいのに」
真紅「全く、何を考えてるのかしら。そしたら晴天の日の景色が見れないじゃないの」
J「んー・・・ほら、自動開閉式のw」
真紅「JUMは雨の日が嫌いなの?」
J「嫌いってわけじゃないけど・・・やっぱ晴れの日の方が好きだなー」
真紅「そう・・・私は雨の日も好きよ。だって・・・私の不安を全部洗い流してくれる気がするから・・・」
そう言った真紅の目には涙がうっすらと浮かんでいた

J「真紅・・・?」
真紅「JUM、あなたの目に私は移っているの?あなたの周りには水銀橙達がいるわ・・・あなたもあの子たちの気持ちがわからないわけではないでしょう?
   私は今、とても幸せだけど、あなたの心がどこかへ行ってしまうんではないかといつも不安になるの。雨はその不安を流してくれる・・・」
J「真紅・・・僕だっていつも不安なんだ。真紅はとてもかわいいから・・・真紅ファンクラブなんてのも出来てるし、僕には釣り合わないんじゃないかって
  でも、真紅の笑顔を他のやつになんて絶対渡したくない。真紅の下僕は僕だけで十分なんだからさw」
真紅「JUM・・・私は・・・他の人を好きになったりなんてしないわ。あなただけを愛してる・・・」
J「真紅・・・僕も・・・好きだよ・・・」
近づいていく2人の唇。だが・・・
ベ「ジュ、JUM!!!た、助けてくれー!!!!!」
真・J「!!!!!!!!(///////)」
ベ「し、失礼しました・・・」
屋上から引きずられていくベジ。
J「な、なんだ・・・?ま、まぁ、邪魔が入っちゃったし、教室戻るか!授業も始まるしな」
真紅「そうね・・・行きましょうか」

ベ「ゆ、許してくれー!!!ギ、ギャァァァァァ!!!!」
不良「2度と生意気な口きくんじゃねぇぞてめぇ!」ドカッバキ、ボコッ



昼休みシリーズ第3回 真紅


キーン♪コーン♪カーン♪コーン♪

鬱陶しい4時間目が終わり、あちこちでお弁当を広げだした

紅「○○お弁当作ってきたから一緒に食べるわよ」

紅「下僕なんだからつべこべ言わない。早くしないとお昼が終わってしまうわ」

紅「分かったならコレ持って頂戴。そうね、天気が良いから中庭に行きましょ」

     ====中庭移動中====

紅「○○此処で良いわ。シートを広げて頂戴。」

紅「ごくろうさまwwはい、お弁当」

紅「どう?当然おいしいわよね?朝から苦労して作ったんだからwww」

紅「よかったわ♪さて、私もいただきます。」

紅「そうだ、デザートも有るのだわ♪○○バスケットの中からとって頂戴。」

紅「そう、それ♪特製ケーキよもちろん食べてくれるわよね・・・・。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ」

紅「ご馳走様でした。さて、片付けましょ♪」


こうして・・・無事に過ごしたように見えたが・・・・・・

担任「今日○○は、食中毒で休みだそうだww」

紅「やっぱ、卵が腐ってたか・・・・てへっ☆」