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薔薇っちとげんしけんの仲間達 『銀ちゃんコーディネート大作戦』

薔薇っちと水銀燈は幼馴染み、家が隣の二人はいつも一緒。
薔薇っちがオタクになったのに最初は戸惑った水銀燈だけど
今では薔薇っちの家でゲームをする仲。
今日も薔薇っちと水銀燈は『ぷよぷよ』で対戦中。


銀「このぉ・・・・このっ、このっ!」
必死でぷよを連鎖させようと必死な水銀燈、しかしげんしけんで
高坂に鍛えられた薔薇っちである。

薔薇「・・なんの・・・・効かないなぁ♪・・・・・・そぉ~い!」

掛け声と共に五連鎖を完成させる薔薇っち。水銀燈のゲーム画面が
『おじゃまぷよ』でいっぱいになる。

銀「あぁ~~~~!!五連鎖なんてひどいわぁ~!」
薔薇「・・・・・ふっふっふ~♪」

こうして薔薇っちの家でゲームをする水銀燈だが
今日だけは絶対に負けられない。

薔薇「・・・銀ちゃん・・・・約束だよ・・・・負けたら・・コスプレ♪」
銀「ま・・・・負けられないわぁ~~~~!!!」


そして結果は・・・・・・水銀燈の負け。


銀ちゃんと薔薇っちのゲーム勝負、軍配は薔薇ッちに上がった。
薔薇っちが満面の笑みで水銀燈に微笑みかける。
薔薇「・・・・・うおっしゃ♪・・・銀ちゃん、約束・・・コスプレだよ♪」
銀「ちょ・・・ちょっと待って!確かに負けた人が買った人の言う事を
  聞くって言ったけどやっぱりそれはないわぁ~!」
薔薇「・・・・・ダメ♪銀ちゃんが・・・言いだしたんだから・・・メ、だよ♪」
銀「・・・・ねぇ、ダメ?他の言う事なら聞いてあげるからぁ~?」
薔薇「・・・・め、だよ♪・・・・言う事は・・・守る♪」
そう言いながら薔薇っちは何処から取り出したのかメジャーを手に
銀ちゃんに近づいていく。銀ちゃんは後ろずさりしながら
間をあけようとするが膨大なオタグッズで構築された薔薇ッちルームに
ほとんど逃げ場はない。

薔薇「・・・・採寸しよ♪・・・・・ダイジョブ・・・女同士だから♪」
銀「怖いのよその顔!!・・・あ!・・・いやぁ脱がさないでぇ・・・
  ・・・・あ・・・・・ちょっとぉぉ・・・・・・・!」
薔薇「・・・・・・全部・・・脱いでね♪・・・・ちゃんと・・・採寸♪」


銀「いやぁ~~~~~~~~~ん!!!!!」


銀「うぅぅ・・・・・・酷いわ、薔薇水晶・・・・全部脱がせる事ないじゃない・・・。」
薔薇「・・・・・必要なの♪・・・・服の上からじゃ・・・・分からないもん♪」
銀「ちょっと!・・・きゃぁん・・・胸からはやめてぇ~・・・・。」
下着姿にされてしまった水銀燈、薔薇ッちはメジャーを顔を真っ赤にした
水銀燈に巻きつけて素早く計っていく。
銀「あん・・・ちょっとぉ・・・・恥ずかしいわぁ・・・・・・ひぁんっ!
  ・・・あぁん・・・・・・くすぐったいわぁ・・・ふぁぁ!」
薔薇「・・・・待ってね・・・・もうちょっと・・・・だから。ふむむ・・・・、
   ・・・ふ、ふええ~・・・・や、やっぱり・・・銀ちゃん、スタイル・・・良い♪」


薔薇っちはそれからじっくりと時間をかけて銀ちゃんのサイズを全部ノートに
メモした。計り終えた銀ちゃんは薔薇っちのこそばゆい指遣いに官能的な
刺激を当て続けられ、疲れきった顔をして下着姿のまま床にへばっている。
薔薇「・・・・やっぱり・・・セクシー系かな?・・・・でも最初だから
   ・・・知らないのは駄目・・・真紅にも・・・・マンガ読んでもらって
   ・・・してもらったし・・・・。」
薔薇ッちは隣で倒れている水銀燈に目もくれず、
彼女に似合うコスプレを考える。

薔薇「・・・・・そだ♪」

薔薇ッちは床で惚けている水銀燈の横に寝そべって彼女の顔を覗き込む。


薔薇「・・・・ねえ銀ちゃん?」
銀「・・・ふ・・・ふぇぇ・・・?」

薔薇「あのね・・・・・・見てもらいたいアニメ・・・・あるんだ♪」



翌日、げんしけん部室


斑目「・・・・おりゃりゃりゃ~~!!!!!」
笹原「あ~っ!!そんなトコでその技は卑怯っすよ!!」
斑目「え~~~い!!過程などどうでもよいのだぁ~!!!」
笹原「うっわヤバイヤバイ!!」
いつものように部室のゲームで対戦をしている笹原と斑目、その後ろで
久我山と荻上はお絵かき中、大野と田中はプラモを作っているという
いつもの光景、咲と高坂は服を買いに行ってるようで
今日はげんしけんにいないようだ。

ガチャリ

薔薇「・・・・・・こ、こんにちはぁ~。」
身体をモジモジとさせて、通学用の大きなデイバッグ(コミケにも使用)
を背負った薔薇っちが部室に入ってきた。
田中「やあ薔薇水晶さん、こんにちは。」
荻上「こんにちは、薔薇水晶さん。」
他の面々も薔薇っちに挨拶をする。
田中と大野の目の前に座った薔薇っち、プラモを作っている二人を
チラチラと見てはすぐ目をそらす動作を繰り返す。
大野「・・・・・?あれ、どうかしましたか、薔薇水晶さん?」
薔薇「・・・・えと、コスプレの衣装を・・・・・作って・・・ほしい・・・です。」
田中「ん?ああ~、そういえば今度のコスプレで着る衣装まだ決めてなかったね!
   いいよ♪薔薇水晶さん何をするか決めたかい?」
薔薇「・・・・うん♪・・・・・だけど・・・・今回は・・・・
   私だけ・・・・じゃない・・・んだ♪」
大野「あ、それじゃ真紅さんですか?この前のリナリー可愛かったですし
   今回もやるんですね♪」
薔薇「ううん・・・・・・違う。今度は・・・銀ちゃん♪」
田中「銀ちゃん?・・・ええっと・・・・ダレだっけ?」
荻上「水銀燈さんじゃないですか?」
マンガを描く手を止めて荻上が答える。
斑目「あ~、薔薇水晶さんと同じクラスのあの子ね。」
久我山「け、結構薔薇水晶さんといてるよな。」
笹原「幼馴染みって前、薔薇水晶さん言ってたっすよ。」
薔薇「・・・・うんっ・・・そう♪・・・銀ちゃんが・・・一緒に来てくれる・・・の♪」
田中「んじゃ、その子の分も決めないといけないなぁ。」
薔薇「あ・・・それなら・・・ダイジョブ♪・・・・もう・・・・
   採寸もして・・・・コスプレも・・・決めたよ♪」

そう行って一冊のノートを取り出す薔薇っち。大野と田中が
それをみて喉を唸らせた。

大野&田中「「ふぅ~~~~む・・・・!」」



薔薇っちとげんしけんの仲間達『私は私だよ』


私、怖い夢を見た。怖すぎて目が覚めた。まるで私が私じゃない怖い夢。

ううん、あんなの絶対私じゃない・・・・

時計を見たらまだ深夜、お空を見るとそこにはまぁるいお月様、
だけど今の私には その月の輝きは怖いくらい冷たい・・・・・。
明日は銀ちゃんと一緒にコスプレするのにどうしてあんな夢見ちゃったんだろ・・・。

とても怖いよ・・・・・・・


トゥルルル


ケータイが鳴った。見たらげんしけんの皆からのメール、銀ちゃんのもあった。
明日は早いから気をつけてねっていう笹原さんや高坂さん、荻上さんのメール、
時間には遅れるなよ~ってちょっと意地悪に言う斑目さん、
明日も楽しもうって言う久我山さん、コスプレ早くしたいねって言う大野さん、
良い写真を撮ってあげるって言ってくれる田中さん、
行かないけど楽しんで来なさいって言ってくれる咲さん、
そして今来た銀ちゃんの『コスプレする不安で眠れないよ(笑)』ってメール。
それを見て私、ホッとした。ああ、私にはいっぱい友達がいるんだって。
あんな夢なんて気にしちゃ駄目だよね、うん、駄目駄目だね♪

そう、私は薔薇水晶、コスプレとアニメ、プラモとかだぁ~~い好きな女の子だぁ♪

薔薇っちとげんしけんの仲間達『私の幼なじみ』

薔薇水晶、あの娘はとっても変わった。悪い意味じゃなくて良い意味で。
昔は私の影に隠れてないと何もできず、いてもオドオドとしか動けなかったあの娘、
眼帯をしてるからって馬鹿なガキにいじめられて私の膝でわんわん泣いてたあの娘、
アニメやプラモ、ゲームが大好きなのに話せる相手が私しかいなかったあの娘。
ほんと、私がついてないと何もできない赤ちゃんみたいな娘だった・・・・・・

そんなあの娘が、薔薇学園に来て大きく変わったわ。

正しくは『現代視覚文化研究会』・・・・げんしけんに入ってからだけど

あの娘は今まで出来なかった事、自分の感情を私以外の人に出すという事
ができるようになった。
自分から率先してコスプレをしたり、真紅をコスプレに誘ったりしたり、
雛苺にくんくん人形を 取ってあげたりもした。
でも何より変わったのはげんしけんの人達と行動を共にし始めてから
明るくなったって言う事かな。
眼帯をした、おずおずとしか喋れないあの娘を同じオタクとして
受け入れてくれたあの人達の中であの娘は自分らしさを手に入れて
見違えるように自信を持った元気な女の子になった。
今も『コスプレする不安で眠れないよ(笑)』ってメールを送ったら、

あの娘こう返してきたわ。


         『だいじょぶ♪あたしがいるから任してね♪』


・・・だって。何だか寂しい気もするけど私は嬉しいわ。
明日はあの娘が私にコスプレの楽しみを伝授してくれるそうだし
もう寝るとしましょうか。

おやすみ薔薇水晶、私の大切な幼なじみさん♪



げんしけん部室


斑目「あ~~~~・・・・暇だ。」
笹原「まあ、学校休みっすからね、それに荻上さんも朽木君も来てませんし・・・」
久我山「そ、そういえば田中達は、き、今日コスプレのイベントだったよな。」
高坂「そうですね~。今日は近くの遊園地でやってるそうですよ。」
斑目「ふ~ん、そうかぁ・・・・。」
咲「何?あんたらは行かないの?」
斑目「ん?ああ・・・・コスプレだけのイベントだからな。」
久我山「い、行っても俺達やる事ないし。」
笹原「コスプレと同人誌即売会が一緒なら行ってるんすけどね・・・。」
咲「ふ~ん、前に大野が言ってたけど色々あるんだっけ、ああいうイベント?」
高坂「うん、そうだよ。」
斑目「おおっ!?春日部さん、興味でも出たか?」

咲「・・・・・・君は私に殺されたいのかな~、斑目君?」

斑目「ウソです、冗談です、許してください。」
笹原「あはは・・・・。」



遊園地『アイランド・ザ・セル』


休日の遊園地、たくさんのカップルや親子連れが遊園地にきている。
その中で、遊園地のマスコット『ヴァンプくん』の着ぐるみの
存在感を打ち消すようにコスプレをした人達が遊園地の中を
練り歩いている。まるでハロウィンの仮装パーティだ。
行く人たちはそのコスプレをした人達をおもしろそうに見ている。
銀「・・・・・ねえ、こっち、人が見てるわぁ・・・・・(/////////)」
薔薇「・・・・・うん・・・そうだよ・・・・・遊園地だから♪」
銀「ねえ・・・・この衣装ぉ・・・・やっぱり恥ずかしい・・・(////////)」
薔薇「・・・・そう??と~~~~~っても・・・・・・カワユスだよ♪」
銀「あんたは・・・男モノだから良いじゃなぁい・・・(///////)」
薔薇「・・・・かっこいい・・・でしょ♪・・・・ジャイロ・・・だよ♪」
銀「そうじゃなくてぇ!アニメ見たけど本当にこれなのって言ってるの!(///////)」
薔薇「・・・・全然・・・だいじょぶだよ♪・・・ミーア可愛いよミーア♪
   それにね・・・・他にも・・・楽しみ・・・あるよ♪」
銀「楽しみぃ・・・・?(私には恥ずかしいだけしか・・・」

コドモ「あー、ミーアだ~♪」

小さな子供の声に振り向く水銀燈と薔薇っち。そこには5才くらいの
男の子と女の子の兄弟がいる。
女の子「うわぁ~~~!!ミーア・キャンベルがいる~!」
男の子「な~、言っただろ!ミーアいてるって!」
二人はさっきから薔薇っちと水銀燈を追いかけてたみたいだ。
女の子「あくしゅしてください!」
そう言って手を伸ばしてくる女の子。男の子も薔薇っちに手を伸ばしている。
銀「ちょ、ちょっと薔薇水晶ぉ!!こういう時はどうしたら良いのよぉ!!??」
あたふたと慌てて薔薇っちを見る水銀燈だが、当の薔薇っちは
ニコニコと笑って男の子と握手をしている。
男の子「うわ~、ありがと~!」
薔薇「・・・・どういたしまして~♪」
女の子「あ・・・あの・・・ダメですか・・?」
振り返ると不安そうな顔をしている女の子、水銀燈はそれを見て
びっくりして、咄嗟に握手をする。
銀「あ!は・・・はぁい、握手しよぉ!(///////)」
女の子「ありがとう、ミーアさん!!」
女の子はミーアのコスプレをした水銀燈に握手をしてもらった嬉しさからか、
顔をパーっとあかるくしてニッコリと水銀燈に微笑みかける。
銀「どういたしましてぇ(////////)」


男の子&女の子「ありがとうございました~♪」
そう言いながら去っていく子供たち。薔薇っちと水銀燈は
それに手を振って見送る。
銀「ふぅ~・・・いきなり握手なんて・・・・ドキドキしたわぁ。」
薔薇「でも・・・・・・楽しかったでしょ?」
銀「ん?まあ、ちょっと有名人みたいな気分で・・・悪くは、ないかなぁ?」
薔薇「・・・でしょぉ~~♪・・・遊園地では・・・良く・・・あるよ♪
   写真も・・・・撮ってください・・・って人もいるよ?」
銀「ふぅん・・・・何だかどこかの遊園地のマスコットネズミみたいねぇ~。
  でも、こういうのに偏見持っている人もいるでしょぉ?
  そう人から色々言われるのとか気にしないのぉ?」
そう言って周りを見る水銀燈、良く見てみると中にはバカにしたような顔を
して自分たちを見る人もいる。
薔薇「う~ん・・・あるけど・・・気にしてないよ?・・・人それぞれ・・だし♪」
銀「そうなのぉ・・・。」
薔薇「・・・・うん。・・・・・あ♪・・・・大野さんだ~♪」
薔薇っちが走って行った先、そこには綱手のコスプレをした大野、
そしてカメラを持った田中がいた。


大野「あ~♪薔薇水晶さんこんにちは~♪」
薔薇「・・・・ちわ~♪」
やって来た二人、大野はコスプレをしているが田中はしていない。
銀「・・・あれぇ?あの人はコスプレしないのぉ?」
薔薇「田中さん・・・・・私達の衣装・・・作るので・・・できなかった・・・
   でも・・・・写真・・・たくさん・・・撮ってくれるって♪」
銀「そうなのぉ・・・。」
薔薇「後で・・・・一緒に・・・写真・・・撮ろうね♪」
銀「はいはい、後で一緒にちゃんと撮ってあげるから腕を離しなさい。」
田中「どうだい?今日も楽しんでいるかい?」
薔薇「・・・・うんっ♪」
大野「水銀燈さんはどうですか?ちゃんと小物まで作りましたけどサイズとか
   ちゃんと合ってます?」
銀「・・・え?ええ、ビックリするぐらいピッタリだわぁ、自分で作るらしいから
  余り期待はしてなかったんだけど・・・・」
それを聞いてた中の顔がパーっと明るくなる。やはり自分の作ったものを
褒められるのは誰でも嬉しい。
田中「いや~それは良かった!薔薇水晶さんが言ってたサイズで作ってみたのは
   良いけど試着はしてもらってなかったから少し不安だったんだ。
   それに露出度も高いからそれの調整も大変だったし。」
薔薇「・・・・・田中さんの・・・作る衣装・・・・最高だよ♪」
そう言ってジャイロのマントを持ってくるくるその場で廻る薔薇っち。
田中「ありがとうね、薔薇水晶さん♪」

銀「でも、この後はどうすれば良いのかしらぁ?このまま写真をとったりして
  歩き回るだけなの?さっき握手とかもしたんだけどぉ・・・」
大野「あ~、水銀燈さんは初めてですもんね~。ええっとですね、
   さっき写真撮影してましたけど、このままコスプレをして
   乗り物とか乗ってきても良いんですよ♪」
田中「それに子供や親子連れには握手や写真撮影も求められたりするから
   良かったら一緒にとってあげてね。今日はかなりレイヤー(コスプレする人)
   がいるから同じジャンルの人からも撮影を求められるかもしれないね。」
薔薇「・・・それなら・・・・さっきしたよ。ジョニィ・・・の人と♪」
銀「それは私もしたわねぇ。ガンダムのコスプレした人とだったわぁ。」
大野「そうですかぁ♪なら、このままガンガン楽しんで下さいっ♪」
銀「ええ、分かったわぁ。それにコレにも慣れてきたしぃ。」
田中「今日は5時30分までだから終わったら、更衣室のあるテントに集合ね。」
薔薇「・・・認識したっ!」
大野「それじゃ、また別行動する前に写真撮りましょうか~♪」
薔薇「・・・うんっ!・・・銀ちゃん、きてっ♪」」
腰からジャイロの鉄球のように改造したゴムボールを取り出し
ポーズをとる薔薇っち。
その横では大野もポーズを既に撮っている。
銀「分かったわ・・・・確か、こういうポーズで良かったんだっけ?」
大野「良いですよ~♪」

田中「それじゃぁ撮るよ~・・・・・ハイ!!」


パシャッ



それから薔薇っちと水銀燈は遊園地で乗り物に乗りながらも他のレイヤーと
写真を撮ったり、遊園地にきている親子連れと写真を撮ったりした。
最初は恥ずかしかった水銀燈もいつのまにか普通に写真を
撮ってもらったりしていた。
空が少し紅く色づき始めている。
水銀燈と薔薇っちはそんな夕空の下、売店で買ったコーラを、二人並んで
ベンチに座って飲んでいる。
目の前にはレイヤーも親子連れも、『ヴァンプ君』も通り過ぎていく。
銀「案外・・・コスプレって慣れちゃえばたいしたことないのねぇ。」
薔薇「・・・うん!・・・・・・コスプレはね・・・体感的な楽しみ♪
   みんな・・・・・なりきって・・・楽しむんだ♪
   みんな・・・・・大好きなんだよ♪」
銀「ふぅ~ん・・・・ま、今日は楽しかったわ。」
薔薇「・・・・それじゃ・・・またしよ♪・・・今度は真紅も!!」
銀「そうねぇ・・・・・考えてといてあげるわぁ。」
薔薇「・・・・それじゃ決まり!・・・明日・・・真紅にも言うね♪」
そう言って立ち上がりこ踊りを始める薔薇っち。
楽しそうに踊る幼馴染み、水銀燈はそんな彼女をずっと眺めていた。

銀「ま、コスプレするのも・・・・良いのかもねぇ・・。」