キリマンジャロ事件


キリマンジャロ事件とは、2008年11月2日に、
ゲシュタルト崩壊が管理する喧嘩サイト「de´ja`-vu」において、
34行にも及ぶ愚痴とともに、キリマンジャロの堪忍袋がはじけちゃった事件。
この事件をきっかけとして第一次dejavu紛争が勃発する(予定である)。

●背景

キリマンジャロはこの事件の一週間前にスレッドを立て、
ちょっと思った以上に勢い余って、他dejavu住人にちんちんにされていた。
その場のノリではしゃぎまくるも、結果厳しい現実を突きつけられたキリマンジャロは、

>もうちょい実力つけてからここに書き込もうと思う、、、
>俺場違いなまでに弱いから、、、

と意気消沈ながらも素直に己の未熟を恥じ、
実力向上を目指す意向を口にして、その場は丸く収まったと思われた。

しかし、その後キリマンジャロが別の喧嘩スレッドにおいて何食わぬ顔で喧嘩を買ったのを見て、ゲシュタルト崩壊が激怒。
反省の色が見えない軽率な態度について「空気読めよ」と一喝。
キリマンジャロはこれに対し、

>なんだよスレ立てろとかいってたくせによー

とあまり怒っているようには見えないナヨナヨした返答をしたが、
どうやらお叱りの言葉を見た瞬間、堪忍袋がもうはち切れんとばかりになってたらしい。
だが、この時点ではまだはちきれてはいなかったのだ。
ギリギリのラインで踏み止まっていたのだ。
住人の誰かが優しい言葉でもって彼を甘やかしていればあるいは、彼の怒りは収まったのかもしれない。
だが、事態は収束に向かうどころか、最悪の展開へと発展するのである。

●はじけちゃったよ

羽毛1枚分の力でも加わったらはじけてしまいそうな、
そんな爆発寸前の彼の堪忍袋にとどめをさしたのが、
dejavuに設置された「住人リスト」である。
キリマンジャロの紹介文の中の一表現、

>ゴマスリ野郎。

これが完全にキリマンジャロの逆鱗に触れた。
通常の状態ならば、これが特段悪意もこめられていない、
単なるジョークの一環であると受け入れられるはずなのだが、
理性というタガが決壊間近、最早野獣なりかけのキリマンジャロには、
どうやらこれが「悪意ある悪口」にしか映らなかったらしい。
……いや、もしかしたら理性ある状態でもそうだったのかもしれないが、
とにかくキリマンジャロの全身を、火山活動とまで形容する程の爆発的な怒りが支配し、
その怒りの矛先がdejavu住人、特にゲシュタルト崩壊に向けられたのだった。

●逆ギレ

ゴマスリ野郎の記述を見て、怒髪天を衝いたキリマンジャロ。
ブロント流に言えばまさしく「おれの怒りが有頂天になった」状態の彼は、
11月2日の午後11時、間もなく日付が変わろうかという時刻に、
遂にdejavuに対して34行にも及ぶ不満をブチ撒けた。
ゆとり此処に極まれり、最早文科省の犠牲者とでも言うべき程の、
見事な、そして哀しいまでの逆ギレである。

凄まじい怒りで、ゲシュタルト崩壊のやることなすこと、
dejavuで行われているあらゆることが不満点と化している彼だが、
そもそもの怒りの原因は、ゲシュタルト崩壊に「空気読め」と怒られたことにある。
では何故そう言われたのかを考えてみると、なるほど、どうやら
「非はキリマンジャロにある、俺はそれを正当な理由で咎めただけ」
というゲシュタルト崩壊の言い分が正しく、
やはりキリマンジャロが思慮分別に欠けていたのではないか、と、飽くまで筆者は思う。
ただ、両者の言い分の真偽や、先日のスレ立てに至るまでの過程等が不透明な状態であるからして、
まぁどっちが完全に悪い!とも言えない状態なのかな。よくわかんね。
詳しく説明するのは面倒なので、事情を知らない方はご自分でdejavuに出向いてください。

●対応

つい先日袋叩きにされたばかりのキリマンジャロであるが、
今回も大方の予想通り、現在進行形で袋叩きに遭っている。
禁断の果実が唯一キリマンジャロを窘めているが、
その程度で事態の収拾がつくわけもなく、孤軍奮闘の戦いは
圧倒的に形勢不利、しかし両者互いに互いを刺激しまくり、
引くに引けない状況なので、最早和解の道は失われ、離縁の選択肢しかないように見える。
ついこの前までHN募集スレなぞ立てて和気藹々としていたdejavu、
まだ一般公開されて二日程度しか経っていないdejavu、
それがちょっとした行き違いでこんなことになってしまうなんて。
神様、これはいくら何でもあんまりじゃないか(他人事)。
キリマンジャロにはこんなことでめげずに、もっと強い人間になれ、と、
一応薄っぺらな励ましの言葉を、この場でかけておく。
万が一彼の目に留まるようなことがあったなら、確実に逆効果になるであろうことは言うまでもないが。

●ていうか

見てて思ったが、とりあえずキリマンジャロは怒りすぎであり、
34行はいくら何でも書きすぎである。
その場のノリではしゃぐもんじゃない、と悟ったはいいが、
安易なことでブチキレて暴れすぎだ。
堪忍袋というのはそう簡単に弾けていいものではない。
どうしようもない理不尽に対して怒りをぶつけるのならともかく、
自分に非があるのに周囲に当たり散らすというのは、それこそ理不尽に他ならず、
寧ろ無暗矢鱈に弾けさせられる堪忍袋にこそ同情を禁じ得ない。
いやまぁ、見ててなかなか面白いし、正直もっとやれ!と、言いたい気持ちもあるにはあるのだが。

それでもいつか、いつの日かキリマンジャロの怒りが収まった時に、
全てを受け入れなくてもいい、己の言動を見返し、どこがどう悪かったのか、
少しでも解ることが出来たら幸いである。

情けない火山はキリマンジャロを応援しています。
最終更新:2011年08月13日 03:11